日常の麻酔業務において麻酔科医は、個々の患者さんのために安全かつ一番適した麻酔方法を考えて仕事をしています。そのために手術の何日も前から患者さんを診察したり、麻酔管理のために必要な検査を追加したりすることもあります。また、手術の後も患者さんの呼吸、循環系の安定や意識レベルの回復を確認するのも麻酔科医の仕事なのです。