1.組織内における“慢性的なカルニチン欠乏”状態を是正する。
2.組織内で過剰に蓄積した有害な“プロピオニル基”をプロピオニルカルニチンとして体外(尿中)へ排泄する。
3.有害な“プロピオニル基”からミトコンドリア機能を保護し、その代謝を賦活する。

カルニチン欠乏症は、先天性代謝異常症の患者さんや血液透析患者さんなどにみられ、筋肉の痛み、疲労感や高アンモニア血症、重症になると低血糖発作による昏睡などの症状が現れる。