添付文書上、フルオロキノロン製剤(以下キノロン)は、その多くが小児に対して「禁忌」となっている。

小児に対して禁忌に該当しないキノロンはトスフロキサシン(オゼックス®)とノルフロキサシン(バクシダール®)であるが、厚生労働省が公開した第1回NDBオープンデータ(H26年04月~H27年03月)を調べてみると、現実的には使用されているケースが確実に存在する。