摂取する食品に影響され発汗することを「味覚性発汗」といいます。先に挙げた食事誘導性体熱産生と同時に、食品から受ける刺激が加わることで更に汗が出てしまう状況に陥るのです。外出先での食事の際、「汗が気になる」と自覚されている方はメニューを吟味する必要があります。

どんな食品に自分が反応するのか、日頃から意識するようにしておいてください。
辛い物、熱い物、酸っぱい物…自分の体質を理解しておけば、今日は汗をかいてはだめ、というタイミングもうまく乗り切ることができます。