【洒落怖】 山のタブー(山・短編)
重ねて、実は村からたたき出された直後、あんまり腹が立つので、 一度件の山に行ったのだと言いました。 兎の居た辺りで気配を感じ、ふと上を見上げると、 錆び付いた斧が自分めがけて落ちてくる所で、慌てて飛び退いた、と。 「たぶんあの時、自分が腕なり脚なりを切って捧げていれば、 子供は助かったかもしれない」とも。 おじいさんはとてもいい人でしたが、それでもタブーを犯してしまった。 報いを受けなければならないのだな、と思いました。 ちょっと哀しかったし、怖かったなあ。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。