【洒落怖】 猛スピード(名作・短編)
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら、 全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、 満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、 猛スピードで走ってくる。 奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、俺と目も合いっぱなし。 ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、 なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、 急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。