【洒落怖】 猛スピード(名作・短編)
俺の家の西側には長い坂道があって、 それがまっすぐ俺の家の方に向って下ってくる。 だから屋上から西側に目をやれば、 その坂道の全体を正面から視界に納めることが できるようになってるわけね。 その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら、 「あ、大きな蛾が飛んでるな~」 なんて思っていたら、坂道の一番上のほうから、 物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。