【洒落怖】山の測量(名作・長編)
『あれ?』 ピントが合うと、俺はおかしなことに気付きました。 俺たちはヘルメットを被って測量をしていたのですが、 Aはなぜかメットを脱いでいて、後ろを向いています。 それにAの髪の毛は茶髪だったはずなのに、 今見えているのは真っ黒な髪です。 『おかしいな』 望遠鏡から目を上げると、Aがメットを被り、 こっちを向いて立っているのが見えました。 が、そのすぐ後ろの木立の隙間に人の姿が見えます。 もう一度望遠鏡を覗いて、少し動かしてみました。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。