それだけ聞かされると、私たちは重い気持ちで進路室を出ました。

そのとき神主さんは、私の伸ばしていた後ろ毛をハサミで切ったのです。

何かのまじない程度に思っていましたが、
まじないどころではありませんでした。

帰るその足で床屋に行き、丸坊主にしてもらいました。