【洒落怖】自己責任(名作・長編)
「ええからお前らは帰れ。こっちから出て、 神社の裏から社務所入って、ヨリエさんに見てもらえ。 あと、おい!」 と、いきなり私を捕まえ、後ろ手にひねり上げられました。 後ろで何かザキっと音がしました。 「よし行け」 そのままドンと背中を押されて私たちは、 わけのわからないまま走りました。 それから裏の山に上がって神社の社務所に行くと、 中年の小さいおばさんが白い服を着て待っていました。 めちゃめちゃ怒られたような気もしますが、 それから後は逃げた安堵感でよく覚えていません。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。