サボった後のたまり場の確保に苦労していた私たちは、
そこなら酒タバコが思う存分できると考え、

翌日すぐに昼から学校を抜けて行きました。

外から様子のわからないようなとても立派なお屋敷で、
こんなところに入っていいのか少しびびりましたが、
ABは「大丈夫」を連発しながら、どんどん中に入って行きます。

既に調べを付けていたのか、勝手口が空いていました。

書斎のような所に入り、窓から顔を出さないようにして、
こそこそ酒盛りを始めました。