【洒落怖】 リアル (名作・長編)
気が付くと駅前のコンビニに入ってた。 兎にも角にも、人のいるコンビニに着いて安心した。 ただ頭の中は相変わらず混乱してて、 『何だよアレ』って怒りにも似た気持ちと、 『鍵閉め忘れた』って変なとこだけ冷静な自分がいた。 結局、その日は部屋に戻る勇気は無くて、一晩中ファミレスで朝を待った。 空が白み始めた頃、恐る恐る部屋のドアを開けた。 良かった。消えてた。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。