表千家ゆかりの伝統の味、柿傳の茶懐石

表千家ゆかりの伝統の味、柿傳の茶懐石

江戸時代の元禄・享保年間…。町人文化が栄え、茶室が隆盛をきわめました。沢山の茶会が開催され、亭主たちは懐石料理を自ら用意するのが困難となってきたほどです。

こうして茶事の専門職“柿傳”が誕生しました。以来二百七十年にわたって、柿傳は伝統の味を少しもくずさずに育んできました。表千家家元のご指導を得て、茶事における懐石料理の純粋性をまもりつづけてきたのです。