猫は砂かけのできる場所でトイレをする習性があります。
【どこでもオシッコ】猫の粗相
あなたの愛猫、たまにトイレ以外で用を足していませんか?ベッドの上・座蒲団・コタツ布団・ソファの上・・・いろんなところで彼らはやってしまいます。
それは悪いクセなのかそれとも理由があるのか?
Amber0812 さん
臭いが残っている限り、猫ちゃんはそこをトイレだと思ってお●●●を繰り返してしまいます。
ですので、ちゃんと猫砂を用意しておけばトイレの失敗をすることはほとんどありません。そんな猫ちゃんがトイレ以外の場所でそそうをしたら、それはトイレでできない何かの理由があるはず。叱るのではなく、何が原因かを明らかにしてください。
<猫がトイレトラブルを起こす理由>
健康上の理由
精神上(ストレスなど)の理由
トイレに関する理由
健康上の理由
オシッコをしたいのに出ないというのは、尿結石や猫泌尿器症候群の恐れがあります。この場合はしょっちゅう尿意をもよおすため、トイレ以外の場所でしてしまうことになります。便秘の場合も同じようなことがあります。早めに獣医師に診てもらってください。トイレに入ろうとしてやめてしまう場合は、足の裏にケガをしていないか、足腰を痛がっていないか、よくチェックしてみてください。
精神上の理由
家に子供が来て急にうるさくなった急に留守番ばかりになった
トイレに入る時に何か驚くようなことがあった
一緒にいる猫と折り合いが悪い
などの原因が考えられます。可能性のある原因を取り除き、トイレを2つ用意してみる、静かな場所にトイレを置くなどいろいろ工夫してみてください。
トイレは汚れたままになっていませんか?
猫は清潔好きなので、汚れているとトイレをするのを嫌がります。月に1回は、トイレの砂を入れ替えてトイレの洗浄をしましょう。その際、新しい猫砂の上に今まで使用していた猫砂を少量まぜてあげれば、猫ちゃんは安心してトイレをすることができます。
体調や掃除に問題がないのにそそうするという場合
最近、砂の種類を変えたり、トイレの環境を変えませんでしたか?砂の材質や、トイレの周りの環境がちょっと変わっただけで不安を感じる猫ちゃんもいます。思い当たることがあるなら、それらの変化を元に戻してみてください。
羽毛布団など、カバーがシャカシャカ音がする素材の場合も、トイレの砂と勘違いしてお●●●をする場合もあります
マーキングをするのは多くは雄猫です。
出典 アイリスペットどっとコム
まず去勢をするのがマーキング防止の対処法になります。マーキングが始まる前に去勢された猫はほとんどマーキングをしません。
マーキングを覚えてしまった猫に去勢をした場合、止まる確率はおよそ50%です。外出猫の場合は去勢しても屋外でのマーキングはそのまま残る事が多いです。
去勢しても部屋でのマーキングが止まらない場合、精神安定剤を投与すると、なぜかマーキングが止まります。
臭いを取る方法は
出典 ペットライン 教えて猫ノート
お●●●を中性洗剤やアルコールなどでふきとったあと、ペット用の消臭剤などを使えば大抵の臭いは消えますが、それでも臭いが取れない場合は、熱湯をかける方法がおすすめです。お●●●の中の臭いの強い成分は、熱湯をかけるとほとんど分解してしまいます。お●●●のついた畳やカーテン、靴なども、お●●●をふきとったあと熱湯をかけ、温度が少し下がったら、早めに雑巾で水分をふきとりましょう。臭いが残るようでしたらさらに洗剤でふき、あとは乾燥させます。
また、熱湯がかけられない場所や家具などの場合は、アンモニアを中和させる働きのある漂白剤も効果的です。漂白剤を水で薄めてタオルを浸し、固く絞ってからお使いください。
猫によって猫砂の好き嫌いとか、トイレがシステムトイレがいいとか逆にシステムトイレが嫌だとかいろいろ好みが違うようです。
そういうときは違うものに代えてみるのもひとつの方法です。
ちなみに野良猫の血筋は自然のものに近い鉱物系の猫砂を好み、トイレも砂を掘れるようなただの四角い容器のようなトイレが好きなようです。
純血種の猫はその点こだわりがあまりない気がします。
急にお●●●のミスをしたら、泌尿器系の病気を疑って!
出典 ペットライン お●●●のミスで怒っていませんか?
猫ちゃんはとってもキレイ好きなので、排泄物のニオイにも敏感です。ですから、トイレ以外の場所でお●●●をしてしまったら、何かトイレで排泄したくない理由がある可能性がありますので、どうしてお●●●のミスをしたのか、猫ちゃんの様子や、トイレなどの生活環境を確認してみましょう。また、猫ちゃんがかかりやすい泌尿器系の病気も、お●●●のミスの原因となることがあります。病気によってはトイレに間に合わなかったり、排泄時の痛みが嫌でトイレに行くのを嫌って●●●●などのミスをしてしまったりする場合があります。普段と比べてお●●●に赤味があるなら膀胱、腎臓、尿路に、無色透明なら糖尿病や慢性腎炎の疑いが。また黄色味が強い場合も病気にかかっている可能性があります。
危険な状態
出典 ペットライン お●●●のミスで怒っていませんか?
お●●●をしようとして長い間力んだり、お●●●に血液が混じっていて赤かったり、性器のあたりにキラキラしたものがついていて、そのまわりをよくなめている。またいつもと違う場所で力んでいる…などの様子が見られたら、猫下部尿路疾患(F.L.U.T.D.)の症状の1つである尿結石の兆候です。特にオスがこのような行動を見せたら、とても危険な状態。不適切な食事や生活習慣などが原因で膀胱内に結晶が生じ、それが結石になり、尿道でつまっている可能性が高いのです。だんだんとお●●●が出にくくなり、完全にお●●●が出なくなってしまうと尿毒症にかかってしまうため、命の危険があります。早急に獣医師に診せるようにしましょう。
F.L.U.T.D.(猫の下部尿路疾患)ってなんだろう?
F.L.U.T.D.とはFeline Lower Urinary Tract Disease(猫の下部尿路疾患)の略称であり、尿結石・血尿・頻繁で痛みを伴う排尿・尿道閉塞など様々な症状を引き起こす症候群の総称です。
動物病院に来院する猫に見られる疾病としてF.L.U.T.D.は3番目に多い疾病だというデータもあり(ペットライン調べ)、多くの猫ちゃんの悩みであることが分かります。
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