危険な状態

おしっこをしようとして長い間力んだり、おしっこに血液が混じっていて赤かったり、性器のあたりにキラキラしたものがついていて、そのまわりをよくなめている。またいつもと違う場所で力んでいる…などの様子が見られたら、猫下部尿路疾患(F.L.U.T.D.)の症状の1つである尿結石の兆候です。特にオスがこのような行動を見せたら、とても危険な状態。不適切な食事や生活習慣などが原因で膀胱内に結晶が生じ、それが結石になり、尿道でつまっている可能性が高いのです。だんだんとおしっこが出にくくなり、完全におしっこが出なくなってしまうと尿毒症にかかってしまうため、命の危険があります。早急に獣医師に診せるようにしましょう。