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夏休みも終わり、カブトムシを飼っていた飼育ケースを片付けようと思ったら、幼虫を発見してしまった!なんとか育ててあげたい!!と思ったときに役立つまとめ
brandnewmthn さん
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ケースの中にカブトムシの幼虫を発見したら、ぜひ育ててあげよう!
出典 カブトムシの幼虫の育て方-初心者向け累代飼育方法
出典 summary-img-sv.fc2.com
飼育はペットボトルで良い
幼虫飼育の基本は1ケースに1匹ずつ。市販のケースを買わなくても、2Lのペットボトルで代用できる。
飼育用のマットをペットボトルに入れる
必ずカブトムシ飼育用のマットを用意すること。園芸用の腐葉土は消毒・殺菌処理を施してあるものも多く、それらをカブトムシの幼虫に与えると死んでしまう。 マットは住処としてだけでなく、エサでもあるので、きちんと用意してあげよう。 画像の状態は、少しマットが少ない。もう少し上まで入れてやる方が良い。
マットの上に幼虫を置く
マットを入れ終わったら、幼虫をそっと置いてやる。このとき、幼虫は手で触らず、スプーンなどですくって入れてやること。直接触ると手の体温でやけどすることがある。 マットの軟らかさは、新品の袋を開けた状態ならほぼ問題ないと思うが、ギュッと握って水が出ず、固まりになる程度がよい。 ばらけるようなら霧吹きを吹いてやる。このとき、幼虫には水をかけないこと。
フタはキッチンペーパーで良い
開けっ放しだと水分の蒸発が早く、またコバエが進入しやすいので、キッチンペーパーをかぶせ、輪ゴムで止めておくとよい。
糞が増えてきたらマットを交換
慣れないうちは見分けるのが難しいかもしれないが、マットの中に、だんだんチョコチップのような塊が見え出す。これが幼虫の糞だ。 マットが徐々に糞と入れ替わっていくイメージ。 マットが少なくなるとすなわちエサがなくなるので、糞が目立ってきたら早めにマットを交換しよう。 この時、非常に重要なことがある。カブトムシの幼虫は、生まれて最初に食べたマットしか食べないことが多い。 交換のときにマットの銘柄を変えてしまうと、食べないどころか中にもぐらず、地表を這いずり回って死んでしまう。 必ず、最初に使ったマットを最後まで与えるようにしよう。 ちなみに、幼虫の糞は、花や植木の肥やしとして使える。
最後のマット交換は、ギュウギュウに詰める
春先、3月ごろに最後のマット交換をするが、この時だけは、マットをギュウギュウに突き固めること! サナギになるときに、蛹室(ようしつ)という卵型の部屋を作るが、マットが軟らかいと上手く蛹室が作れず、角が曲がったり、最悪羽化に失敗してしまう。 最後のマット交換のときだけは、ペットボトルを逆さまにしてもマットが落ちてこないぐらい固く突き固めるように。 固めても幼虫は自分で潜っていく。
サナギは安静に。成虫は取り出さない
サナギになったらあまりペットボトルを動かさないこと。マットの水分だけ時々気をつけて見るようにする。 ペットボトルの端でサナギになったときは、羽化を見られるかもしれない。 成虫になっても、体が出来上がるまではじっとしている。 1~2週間すれば自分で出てくるので、それまでは掘り出したりしないこと。