伊勢湾台風と東海豪雨の写真まとめ 名古屋水害の歴史

2013年9月にも大水害があった名古屋。都市型水害の過去を振り返ってみました。土地が低く川に挟まれているので、もっと対策が必要なようです。

FC2otameshi さん

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伊勢湾台風(1959年9月)

1959年(昭和34年)9月26日に上陸。紀伊半島から東海地方を中心に甚大な被害を及ぼした台風で、勢力がずっと衰えなかったのが特徴。

高潮や堤防の決壊などが重なり、被害は甚大に

伊勢湾台風は、伊勢湾沿岸の三重県、愛知県、のみならず岐阜県、和歌山県、奈良県を中心に犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)・負傷者38,921人を出した、明治以来で最大の被害を出した台風と言える。

東海豪雨(2000年9月)の名古屋市内被害状況

2000年(平成12年)9月中旬に愛知県名古屋市およびその周辺で起こった豪雨災害。東海集中豪雨とも言い、都市型水害の危険性を実感させる大きな被害で話題になった。

今回の豪雨事例は,日降水量,1時間降水量でみると,名古屋周辺(ここではおおむね濃尾平野の範囲内)において最近約20年間のなかで飛びぬけて最大規模の豪雨事例であったといっていい.また,過去100年の中では,明らかに最大の事例であるとは現時点では断言できないが,最大規模の事例の一つであるといっていい.

豪雨災害・津波災害による人的被害や災害研究をしている、牛山素行氏(現・静岡大学防災総合センター准教授・副センター長)の公式サイト

庄内川の氾濫と堤防の崩壊で、水深が凄いことに

JR東海は豪雨予測を甘く見ていたようで、約70本の電車が途中でストッップし、5万人以上の乗客が車中泊を余儀なくされた

新幹線も、運行開始以来最悪の22時間以上遅延

名古屋市西区の、庄内川と新川に挟まれたエリア

近くの新川から漏水があったようです

交通マヒと食料品の買占めにより、食料不足に

2011年&2013年

名古屋駅の地下街に大量の水が流入する様子

近年でも、豪雨や台風で大きな水害被害が出ている名古屋。
都市計画や地下街の水害対策が不十分だと言われています。

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