今回の豪雨事例は,日降水量,1時間降水量でみると,名古屋周辺(ここではおおむね濃尾平野の範囲内)において最近約20年間のなかで飛びぬけて最大規模の豪雨事例であったといっていい.また,過去100年の中では,明らかに最大の事例であるとは現時点では断言できないが,最大規模の事例の一つであるといっていい.

豪雨災害・津波災害による人的被害や災害研究をしている、牛山素行氏(現・静岡大学防災総合センター准教授・副センター長)の公式サイト