富士山は高さと山体の大きさに於いて日本最大の活火山である。
富士山が最後に噴火したのは、現在から307年前の宝永4年。11月23日(1707年12月16日)に「宝永大噴火」が始まり、12月8日(12月31日)に終焉しました。
江戸に降ってくる火山灰については、現在の両国付近で伊藤祐賢という旗本がじっくりと観察していて、「伊藤志摩守日記」にその様子を書き残しました。この日記によれば、16日の昼ごろ、灰色の灰が降ってきて、その後川砂のような黒いものに変わったとあります。灰が降り始めたのは噴火発生からほぼ2時間後の事でした。この日だけで降り積もった火山灰は2~3寸(6~9mm)程度に達し、その後も江戸市中の降灰は12月27日まで断続的に続きました。
前回の噴火から300年という周期の問題もありますが、富士山の下の火山性地震活動が活発化し、いろいろな兆候が出ているんです
富士山噴火300年周期説…富士山は300年周期で噴火を繰り返しているとする説。
11月下旬から長野県北部で地震が頻発しており、地磁気異常が発生しています。また、12月11日、山梨県東部・富士五湖で震度4の地震が発生したことにより、富士山噴火の前兆ではないかという見方が話題になっています。
今年、糸井川静岡構造線地域で連続発生してきた異常事態は、間もなく関東・東海・中部地方で起きる大規模な地震・火山災害、つまり富士山噴火の予兆とも考えられる
「宝永噴火より前の860年代に『貞観の噴火』がありました。宝永噴火は、山頂から見て南西側部分が噴火したのに対し、貞観噴火は北東側から溶岩を吹き出すタイプ。私の研究では、次回の噴火は、どうも貞観型ではないかと思われるんです」
国や自治体は万が一の準備を進めているが、想定から外れる噴火が起きたとしたら、最悪の事態もありうるだろう。
火山からの距離や、どのような噴火なのかによっても対処法は変わりますが、あふれ出る溶岩から逃げるという特殊な状況でなければ、ヘルメット、ゴーグル、防塵マスクは必須となります
噴煙や火山灰によって目や呼吸器をやられてしまえば、そもそも逃げることができなくなります。頭部を守ると同時に、視界と呼吸を確保することは徹底してほしい
全国のハザードマップ公表状況をまとめたポータルサイトです。
噴火対策の準備について解説します。噴火災害への対策は、当然噴火している火山からどの位離れている場所に住んでいるかによって変わってきます。火山付近にお住まいの方は、噴石や溶岩流・火砕流等の甚大な...
噴火対策について、非常に詳しく説明されています。
- 1