今更聞けない「親鸞」とは?

浄土真宗を開宗した親鸞
はるか昔に教科書で習った気はするけど…
改めて「親鸞」について、少し調べてみました

みやけけんこ さん

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親鸞 簡易年表

西暦1173年 京都、日野にて生誕
西暦1181年 9歳、京都青蓮院において、後の天台座主・慈円(慈鎮和尚)のもと得度
…その後、叡山(比叡山延暦寺)に登り、20年に渡り厳しい修行を積む

西暦1201年 親鸞29歳の時に叡山と決別して下山
…六角夢告に導かれ、法然の元を訪れ、法然の専修念仏の教えに触れ入門を決意

西暦1207年 承元の法難により越後国へ流刑
西暦1214年(流罪を赦免より3年後)、東国(関東)での布教活動のため、家族や性信などの門弟と共に越後を出発し、信濃国の善光寺から上野国佐貫庄を経て、常陸国に向かう
…東国における布教活動を、稲田の草庵を拠点に約20年間行う。

62,3歳の頃、帰京

西暦1247年 75歳の頃には、補足・改訂を続けてきた『教行信証』を完成

西暦1262年 11月28日 京都にて90歳で永眠

参考:Wikipedia 親鸞

法然を師と仰いでからの生涯に渡り、法然によって明らかにされた浄土往生を説く真実の教えを継承し、さらに高め、進展させたのが親鸞の教えなのかもしれません。


知恩・報恩の熱火の法悦

親鸞聖人の主著『教行信証』は、「よろこばしきかな」で始まり、「よろこばしかな」で終わっています。
すべての人が救われるただ一本の道・弥陀の本願一つを、親鸞聖人は90年のご生涯、明らかにしていかれたのです。

親鸞の亡き後、弟子たちにより「浄土真宗」を教団として発展させる

その後、長い歴史の中で様々な宗派・団体に分かれている

主な宗派・団体

本願寺派(西本願寺)、大谷派(東本願寺)、高田派(専修寺)、仏光寺派、興正寺派、木辺派(錦織寺)、三門徒派(専照寺)出雲路派(毫摂寺)、山元派(証誠寺)、誠照寺派

谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫ら日本の文学作品を英訳し、アーサー・ウェイリーに続く二度目の『源氏物語』の英語完訳も行ったサインデッカー氏。
親鸞会を高く評価していました

本山東京本願寺の寺院規則の変更が平成13年4月26日付で認証され、名称が「東京本願寺」より「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」に変更となりました。
これによって、名実ともに東本願寺の正しき法統を受け継ぐ本山として、御開山親鸞聖人立教開宗の御精神に基づき、御歴代上人のお心を体し、御法主台下のお導きのもとに和合の僧伽として、多くの御同行御同朋の方々と共に、新たなる一歩を踏み出すこととなりました

浄土真宗東本願寺サイトより

宗派が分かれても…

親鸞の教えを継承していくという姿勢は共有しています。
動乱の時代に生きた聖人「親鸞」は、美しい心を持った方だったのですね

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