恐ろしいほど頑固な便秘に悩む日々【奮闘編】

どうして女性が便秘になりやすいの?

ソフタッチ さん

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「便秘が続くとおなかもはってイライラするし、なんとなくお肌の調子もよくないし…」なんていうお悩みを良くお聞きします。

そもそも「便秘」とはどういう状態のことを指すのでしょうか?実は、2~3日に1回しかお通じがなくても、本人が苦痛でなければ「便秘」ではないのです。でも、毎日お通じがあっても、どうも便が残っている感じやおなかが張っている感じがしてすっきりしなかったら、それは便秘と考えます。

いわば、ホントに大雑把に言ってしまえば「すっきりしない感じ」=「便秘」なのですね。

一般に女性のほうが男性よりも便秘になりやすいといわれますが、どうしてなのでしょうか?

とりわけ女性の場合、中学・高校のころから、朝食抜きや、ミニスカートで体を冷やしていると、当然、便意をもよおさなくなります。また「恥ずかしくてトイレに行けない」「行くと馬鹿にされる」という社会的な側面も、排便を我慢させる一因となっています。さらに、運動不足。若い人ほど運動不足で、腹筋・背筋が弱く、●●●を排出する力がないのが現状です。食事をしても、出す力を持たないと●●●は出ないのです。

最後に便秘薬について解説します。便秘薬は大腸の水の吸収を阻害し、水分含量を十分に維持して便を出させます。いわゆる下痢状態を作ることで、腸管運動を活発化させるのです。また、運動不足や老化で腸管のぜん動運動が弱くなり、●●●を押し出すことができない人を対象にした腸管に刺激を与える薬もあります。この種の便秘薬は、神経系統にも働くため、飲み続けると麻痺して効かなくなってきます。そうすると、ますます強い薬を飲み、腸管の運動を低下させてしまうことになります。

便秘薬には即効性がありますが、薬によって便秘を解消させる選択は、大きな誤りといえます。食生活で自分の便秘を解消する、あるいは、少しは軽減させる努力をしないと、便秘を促進する結果となります。便秘薬や便秘予防薬に慣れてしまうと、便秘はますますひどくなり、薬が効かなくなることを知ってください。

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