グーグルは米国時間9月27日、創設15周年を祝った。便利で非常に人気の高いグーグルのサービスだが、情報収集に関しての批判も少なくない。同社の15年の歩みを振り返る。
Google戦略を見なければ世界のインターネット動向は分からない!
長いもの巻かれることで安心かつ安価な物を私にとってgoogleの動向は気になる存在である。
1998年9月4日にGoogleは非公開の会社として設立、2004年8月19日に最初の株式公開がされた。
ミッション・ステートメントに「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を掲げて検索サイトを運営、サービスを開始した。このGoogleが今や世界のGoogleに。
夢見る妄想おじさん さん
グーグル、ヤフーなどインターネット関連企業7社は9月25日、政策提言団体「アジアインターネット日本連盟(ASIA INTERNET COALITION JAPAN:AICJ)」を設立した。
日本におけるネット政策について提言、理解促進活動、調査研究などを行う団体として活動するようだ。当然であるが参加企業は営利団体なので、日本におけるネットビジネスを自由化するだろう。利用者にとっては有りがたいことである。
Googleがターゲット広告の配信を目的に「Gmail」のメッセージをスキャンしていることに対する集団訴訟で、判事は米国時間9月26日、この訴訟を連邦盗聴法に基づいて進めることができるとの裁定を下した。
Gmailの内容をGoogleがスキャンして広告掲載をしているとの問題で、googleの棄却申し立ては認められず今後どうなるか興味がある。
このような行為はgoogleだけでなく他の無料Webメールサービスでも言えることです。
[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)の独占禁止当局は、専門検索エンジンサイトなどに対し、米グーグルの検索機能で表示される順位が下位となった場合、アクセス数に影響す...
簡単に言うと、例えば、会社名で検索した場合にYahooや他の検索サイトでは上位に結果がでるが、googleで検索すると一番下、或いは2ページ以降になり露出しないことに疑問をもった場合に、このような調査を依頼する行動をとったと考える。
何故ここまでするのかと言えば、企業にとってどれだけ露出するかがビジネスに影響するために、一番上に表示されるか一番下に表示されるかでは大きな違いがある。調査を依頼した企業は、おそらく、googleが意図的に操作して表示順位を変えているのではないか?と疑っていると考える。この事例はgoogleだが他の検索サイトも同じです。
検索サイトの世界トップを誇るgoogleが新検索エンジンをリリース。その実力を試してまとめてみた。
Hummingbirdは、2010年に導入したアルゴリズム「Caffeine」以来の大規模な更新で、質問内容の把握と質問に対して関連性の高い情報の特定に焦点を当てて機能を向上し、既にリリースして稼動を始めているとのことです。
Googleが、iOSとAndroid向けの人気ファイル共有アプリ「Bump」と自動共有写真アルバム作成アプリ「Flock」を手掛けるBump Technologiesを買収した。アプリは当面、提供を続けるという。
買収された企業は、スマホとスマホをぶつけ合うことでファイルなどデータを転送して共有する面白いアプリを作っている。ぶつけ合うことに興味はないが、接触させることでデータを送れるのは活気的です。携帯電話時代は赤外線通信による伝送、現在のスマホではBluetoohか一部赤外線、ネット経由などそれなりに操作が必要であるが、スマホ同士を接触することで送れるとなれば操作性は良さそうだ。
特に世界標準から外れているガラパゴス携帯・スマホ好きの日本人好みの機能になるかもしれない。
無料のサービスを展開しながら2012年の売上高が5兆円を突破、今年に入っても相次ぐ買収でさらなる拡大を見せている。その力の源泉はどこにあるのか。
力の源泉は冒頭でも述べたが、長年に渡り世界中から集めた膨大な個人データだ。
長いもの巻かれることで安心かつ安価な物を私にとってgoogleの動向は気になる存在である。1998年9月4日にGoogleは非公開の会社として設立、2004年8月19日に最初の株式公開がされた。
ミッション・ステートメントに「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を掲げて検索サイトを運営、サービスを開始した。
単に検索サイトだけで儲かるのか?広告収入がそれほどあるのか?このような次元でしか私は考えつかないが、googleはもっと長いスパンで戦略を立てて進めてきた。その結果が、単に検索サイトだけでなく、androidやnexusのように私たちの目に入るようになったことでgoogleを認知した人も多くいると考える。
では、googleの怖さはandroidやnexusが全てかと言えば違う。
google最大の強みは、長年にわたり検索されたデータや検索した個人のデータを全て蓄積していることです。何故これが怖いのか?
私を例に説明すると、私がgoogleの検索サイト使い始めてから今日に至るまでの検索キーワード、開いたホームページ、そのページの何を見たのか。このようなデータが更に蓄積されいる。
また、スマートフォンが急速に増加したことでgoogleはandroidをオープンに無償で公開した。これはアプリ開発者にとってはあり難いことで、iphoneのios上で動くアプリ開発は有償のためベンチャーにとって無償は魅力的で、無償配布のandroidの伸びに期待して多くのアプリが短期間で開発された。
この公開と伸びによる弊害としてウイルスなどの脅威があるが、これについては別のまとめで取り扱うことにする。
話を元に戻せば、iphone販売に遅れながら現在ではandroidがシェアを奪った。
これがまさに、googleの戦略でandroid搭載のスマートフォン・タブレットが売れることで、購入者は必然的にgoogleのgmailを作ることになる。そうしなければ後の便利な活用が出来ないために絶対にアカウントを作るが、この時点で電話番号やスマホの端末番号とgoogleのアカウントが紐付き、googleは個人を特定して以降の趣味志向をデータとして個人レベルで管理することができるのです。
更に、私のようにブログやまとめをスマホで行えば、私がネットで何を見ているのか?何に興味があるのか?こんなデータと、ブログとまとめを運営していることが紐付くのである。
別の観点から言えば、ブログを開設した時点でgoogleのロボット(googleクローラー)が定期的にブログページをチェックして、差分(更新データ)をgoogleが所有するシステムに登録している。この時点で、私のブログはもちろん、私(パソコン・プロバイダ)を特定する情報も一緒に登録されいることになる。これだけ情報があればgoogleが私個人を特定するのは容易だ。これらの情報を取得するおかげでgoogleの検索スピードが驚異的に速い恩恵を受けることにもなる。
また、androidの無償提供によるシェア拡大は更にgoogleは多くの利を得ている。一例であるが、世界中で多くの人がgoogle地図を使うことで都度データが送られ、地図情報を修正する仕組みに繋げるなど極少の投資で改善を続けている。アップルがiphoneなどのために作った地図は大失敗。理由は明確で地図を作ることに専念したことより、データの蓄積から精度の高い地図を作ったものでないことだ。
まだまだあるが、長年蓄積したデータを徹底的に活用して、時代にニーズに必要なものがあれば買収してサービス化するgoogleの戦略は、まさに、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」であり、企業として見ると『世界侵略』とも言える展開である。
かなり外れてしまったが、私のような一般人にとってgoogleサービスや製品を買うのは間違いない。路線から外れないということです。
長くなりましたが、googleの過去の戦略や展開についてのまとめです。
以降は、スマートフォン・タブレット、インターネットの動向を左右するgoogleの戦略や動向についてまとめを追加してご紹介します。
※参考
文中でgoogleクローラーや検索キーの蓄積に触れましたが、Yahoo・楽天・その他検索サイトも同じで、SNSではfaicebook・twitter・その他も同じことをやっています。違うのは蓄積したデータ量です。
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