家庭用サウナはどう?メリット・デメリットを解説

家庭用サウナが注目を集めています。自宅で手軽にサウナを楽しめる便利さが魅力ですが、設置にはコストやスペースも必要です。家庭用サウナにはリラックス効果や美容・健康に嬉しいメリットがある一方で、維持費や湿気対策などのデメリットも。この記事では、家庭用サウナの導入を考える際のメリット・デメリットを詳しく解説し、自宅サウナ生活のポイントをお伝えします。

FC2USER599800CBV さん

2 PV

家庭用サウナとは?

家庭用サウナとは、自宅で手軽にサウナを楽しめるよう設置された小型のサウナ設備のことです。主に電気を使って加熱するタイプが一般的で、設置場所や目的に応じて、さまざまなサイズや種類が選べます。リラックスや美容、健康を目的に導入されることが多く、個人での利用に適したサイズや設計が特徴です。

家庭用サウナの種類
ドライサウナ

高温低湿のドライタイプ。温度が80~100℃と高めで、発汗を促しデトックス効果が期待できます。
スチームサウナ

蒸気を発生させ、湿度が高いスチームタイプ。温度は40~60℃ほどで、肌に優しく保湿効果もあります。
赤外線サウナ

赤外線ヒーターで体を直接温めるタイプ。温度は60~80℃ほどで、筋肉の深部まで温めることができ、リラックスや体の緊張緩和に効果的です。
設置方法と利用場所
家庭用サウナは、浴室や専用の部屋、場合によってはベランダなどにも設置可能なモデルがあります。電源さえあれば使える簡易型のテントサウナもあり、手軽に導入できる点が魅力です。

自宅で本格的なサウナ体験ができるため、リラックスや健康増進を目指す人に人気の設備となっています。

家庭用サウナの価格相場

家庭用サウナの価格は、種類や設置方法によって大きく異なります。一般的な相場は以下の通りです。

屋内設置型サウナ:遠赤外線タイプで約30万円から、電気ストーブタイプで約50万円から。


屋外設置型サウナ:テントサウナが約20万円から、バレルサウナが約100万円から、ログサウナが約150万円から。


リフォーム型サウナ:本格的な自宅サウナを目指す場合、リフォームやリノベーションでサウナを組み込む方法があり、費用相場は200万円からとなります。


これらの価格は、サウナのサイズや機能、設置場所、工事費用などによって変動します。また、維持費や電気代も考慮する必要があります。例えば、200V3.5kWの電気式サウナストーブを1時間使用すると、電気代は約120円前後が目安です。


家庭用サウナの導入を検討する際は、初期費用だけでなく、維持費や電気代、設置スペースなども総合的に考慮することが重要です。

家庭用サウナのメリット

家庭用サウナには、自宅で手軽にリラックスや健康増進を目指せるさまざまなメリットがあります。以下に主なメリットをまとめました。

1. 自宅で気軽にサウナが楽しめる
家庭用サウナがあれば、わざわざサウナ施設に通わず、自宅で気軽にサウナを楽しめます。好きな時間に利用できるので、忙しい日常の中でもリラックスの時間を作りやすいです。
2. 健康・美容効果
サウナの発汗作用により、血行促進やデトックス効果が期待できます。発汗により老廃物が排出され、むくみ改善や肌の代謝促進などの美容効果も期待できます。また、血行が良くなることで、冷え性や肩こりの緩和もサポートします。
3. ストレス解消・リラックス効果
サウナは体を温め、副交感神経が優位になるため、リラックス効果が高まります。日頃のストレスを軽減し、心身ともにリフレッシュできるのが魅力です。
4. 睡眠の質向上
サウナに入ると体が温まり、その後の放熱により自然な眠気が促されます。入浴後のリラックスした状態で寝ることで、深い睡眠が得られやすくなり、睡眠の質向上が期待できます。
5. 家族みんなで楽しめる
家庭用サウナは家族みんなで使えるため、家族の健康維持やコミュニケーションの場としても役立ちます。特に体力づくりやリラックスのための習慣作りとしても最適です。
6. 冷え性改善や代謝アップ
体を深部から温めるため、冷え性改善に効果的です。また、代謝が上がると、基礎代謝も向上しやすくなり、体質改善にもつながります。
7. 自宅だからこそプライバシーが守られる
自宅のサウナなら、周りを気にせずリラックスできます。プライバシーが保たれるため、混雑や他人の視線を気にせず、自分だけの時間を楽しめます。

家庭用サウナは、リラックス効果や健康・美容面の効果が豊富で、自宅にいながら気軽に「サウナタイム」を楽しむことができます。健康維持やリフレッシュを習慣化したい方にとって、大きなメリットがあるアイテムです。

家庭用サウナのデメリット

家庭用サウナには多くのメリットがありますが、導入や使用にはいくつかのデメリットもあります。以下に主なデメリットをまとめました。

1. 導入コストが高い
家庭用サウナは購入費用が高く、数十万円から数百万円の初期投資が必要です。設置場所の工事費や電気工事が発生する場合もあり、予算の確保が課題となることがあります。
2. 維持費がかかる
サウナの運転には電気代がかかり、頻繁に使用するほど電気代が増える傾向にあります。特に温度を高く保つタイプのサウナは電力消費が大きく、月々の維持費が高くなりやすいです。
3. 設置スペースが必要
家庭用サウナを設置するには一定のスペースが必要です。一般的に浴室や専用の小部屋が推奨されますが、十分なスペースがないと設置自体が難しくなります。狭い部屋や集合住宅では設置が制限されることもあります。
4. 湿気やカビのリスク
サウナを設置すると、蒸気や湿気が室内にこもりやすくなり、特にスチームタイプのサウナではカビや腐食のリスクが高まります。定期的な換気や除湿が必要で、手間がかかる場合があります。
5. お手入れ・メンテナンスが必要
サウナ内部の清掃や、湿気による部品の劣化防止のため、定期的なお手入れやメンテナンスが欠かせません。清掃を怠ると衛生面に悪影響が出ることもあり、手間がかかります。
6. 身体への負担がある場合も
サウナは高温環境のため、長時間の使用や体調不良時の利用には注意が必要です。高血圧や心臓疾患を抱えている方、妊娠中の方などは使用が制限されることがあり、医師に相談する必要がある場合もあります。
7. リセールバリューが低い
家庭用サウナは一度設置すると取り外しや移動が難しいため、引っ越しなどで不要になった場合、簡単には売却できません。設置場所に固定されるため、リセールバリューが低い点もデメリットです。

家庭用サウナは便利でリラックス効果もありますが、コストやスペース、手間がかかるため、導入前にデメリットをしっかり考慮することが重要です。

家庭用サウナの後悔談

自宅サウナも申し分ないですが、慣れてくるとやはり広いサウナ、広いお風呂、水風呂、外気浴が欲しくなります(笑)
また騒音(他人の話し声、洗い場の音やかけ流しの音、ドアの開閉音など)も恋しくなります。

  • 1