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現在彼ら識者たちがAIの危険性について規制を論じているのは、人類の為を思ってではない。 自分たちの既得権益をAIから守るためである。 そしてむしろ自分たちがAIを支配する側にまわりこれを悪用して、全人類からその存在価値、尊厳、能力までも搾取し尽くすためである。 全ての価値あるものを人類から吸いだして、その残りカスでしかなくなった時にこれらを廃棄するための第一歩が始まったのである。
magoo_1 さん
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すべての道具は悪用することができる。
刃物で料理をすることもできれば、人を刺し殺すこともできる。 そのようにAIで人類を幸福にすることもできれば、不幸にすることもできる。 私利私欲に凝り固まった連中はそれを自分の幸福の為には使い、他人を蹴落とすためにも使う。 知恵には、良い知恵と悪知恵がある。 どちらも賢い者の腹の内にあり、彼らの悪心や貪欲と共に働く。
キラキラ美しく見栄えのいいガラス玉の代わりに黄金を差し出す。
未開の無知な人々のように、なにか素晴らしい財宝でも見たかのようにそれを欲しがってやまない。 だから大切な物をだまし取られ、差し出しても、取り返しのつかないことをしていることにも気が付かない。 しかしいつの日にか、自分には一切何もなくなっていることに気が付く。 努力して身に着けた能力すらも、働いてためたなけなしの富も、知恵すらも何の役にも立たなくなっている。 そこにあるのは、騙された者達の、惨めさだけである。
FIRE
起業家は、用なしになった無能な社員の首を無慈悲に切る。 いまや誰でも知っているように、そこらの社畜よりずっと頼もしく役に立つAIが何でも答えをくれる。 どうして無能な者たちに無駄金を支払うだろうか。 おまえたちのライバルはいまやエリートの人工知能である。 いつまでどこまで張り合っていけるのだろうか。 競わされていくのだろうか? 彼らが用なしになるので、人口はもう増やさなくていいのである。 そこで、かねてよりの世界人口削減計画である。 世界人口は4億人で充分だ。 さあ戦争を始めよう、飢饉を引き起こそう、病気を流行らせよう、自然破壊が致命的になる前に、余剰な連中を口減らししよう。 ついでにその薬で儲けよう。 理想の世界はもうすぐだ。
準備は万端
植物の種は全て集めて蓄えた。 人々の体には邪悪な毒を混ぜた。 大地を揺らし街々を大津波で滅ぼすこともできる。 愚かな国同士に戦争をけしかける準備もできた。 憎しみとエゴイズムが蔓延するようにネットを仕組んで今やだれも人を信じられなくした。 かれらはみな敵同士のように憎んで毎日ネットで罵り合っている。 何も知らずに。 いまや彼らに関心があるのは他人ではない。 自分の繁栄だけである。連中と一体何が違うのか? 違いは、連中が悪賢く、彼らが愚かなだけである。 本質は何も変わらない。