【トリビアまとめ】演奏するのに18時間かかる曲がある

昔懐かしの「トリビアの泉」を再検証!

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当時の放送より

さまざまな音楽に精通している東京音楽大学の武田さんは、こう語る。

「1895年にフランスの作曲家エリック・サティが作った『ヴェクサシオン』という曲です。」

「この曲は1回1分20秒くらいの演奏を単純に840回繰り返すことによって成り立っている曲です。」

演奏ごとにカウンターのスイッチを押し、回数をカウントする。

演奏50回目、長期戦に備えピアニスト交代。

開始から2時間後、演奏100回目、ピアニスト交代。

3人のピアニストが、演奏を止めない為に片手ずつ入れ替わり、1人50回で交代していく。

そして演奏420回目・・・

Q.調子はどう?
神田さん「足にきますね。すごくむくんできて痛いです。」

ようやく半分の420回に達したが、ゴールはまだ見えない。

上さん「今何回?」
安西さん「今何回?」
上さん「分かんない」

上さん「ごめんなさい」

神田さん「ちょっと勘弁して貰いたいですね。」
安西さん「すいません。」
神田さん「ちょっとキツイですね。さすがに。」

ピアニストと観客の疲労もピークに達してきた。
残る演奏は200回。少しずつゴールに近づいていく。

そして、演奏840回目。

午前6時18分、演奏終了。
午後12時から開始した840回の演奏時間は、18時間18分。

Q.演奏してみてどう?
「想像以上に過酷でした。」

ちなみに、

Q.この曲『ヴェクサシオン』のタイトルの意味は?

「“いやがらせ”です。」

【補足トリビア】
①この曲は18世紀にフランスの作曲家エリック・サティが発表した『ヴェクサシオン(Vexation)』という曲で、約1分20秒の演奏を840回繰り返すようになっており、楽譜には『このモチーフを連続して840回繰り返し演奏するためには、あらかじめ心の準備が必要だろう。最も深い沈黙と真剣な不動性の姿勢によって』と書かれている。
②この曲は日本でも昭和42年(1967)12月31日~翌年1月1日年越しで、作曲家・黛敏郎ら16人によって演奏されている。
③昔、この曲を1人で弾こうとしたピーター・エバンスは595回まで弾いたところで幻覚症状に、演奏をストップした。

再検証しました

「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」の異名で知られる。ドビュッシーやラヴェルに影響を与えた。

伝統的な作曲方法から外れ、行動も奇抜であったことから、サティはしばしば「音楽の異端児」や「変わり者」と評されました。

『ヴェクサシオン(Vexations)』は、エリック・サティの作曲したピアノ曲。曲名は「嫌がらせ」を意味する。

ギネス・ワールド・レコーズでは「世界一長い曲」と認定されており、52拍からなる1分程度の曲が、まさに「嫌がらせ」のように840回繰り返される。

ギネスに認定された世界一長いピアノ曲、それはフランスの作曲家エリック・サティ(1866-1925)が作った「ヴェクサシオン」(Vexations)という曲です。

さらに興味深いのは、その記譜法です。7、8拍目はfis,cisと完全5度で記譜すれば読みやすいのに、わざわざges,cisと重増4度で記譜して、その音を想像しにくくしています。

最後から3、4拍目のges-dis-ces(重増5度+重増2度!)もfis-dis-hと記譜すればシンプルな長三和音となるのに、わざわざ複雑に記譜しています。これはタイトルの「いやがらせ」ということと関連があると思われます。

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