【補足トリビア】
①この曲は18世紀にフランスの作曲家エリック・サティが発表した『ヴェクサシオン(Vexation)』という曲で、約1分20秒の演奏を840回繰り返すようになっており、楽譜には『このモチーフを連続して840回繰り返し演奏するためには、あらかじめ心の準備が必要だろう。最も深い沈黙と真剣な不動性の姿勢によって』と書かれている。
②この曲は日本でも昭和42年(1967)12月31日~翌年1月1日年越しで、作曲家・黛敏郎ら16人によって演奏されている。
③昔、この曲を1人で弾こうとしたピーター・エバンスは595回まで弾いたところで幻覚症状に、演奏をストップした。