そもそも「100切り」とは何のことを言っているのでしょう。簡単に言うと、「18ホールを100打未満でラウンドすること」です。
ご存じのとおり、ゴルフは18ホールをラウンドして打った数(スコア)を競うスポーツです。各ホールには規定の打数が設定されていて、「パー」がこれにあたります。距離の長いホールで5打(パー5)、1打でグリーンに乗せられる短いホールで3打(パー3)などです。
この「パー」の18ホールの合計が一般的には72。つまり、規定の打数どおりに全ホールを「パー」でラウンドできれば、スコアは72になります。しかし、72以内でラウンドできるゴルファーはかなりの上級者。初心者だと、120以上打つことも少なくないでしょう。
まずOBだけは絶対に避けるようにしましょう。OBに飛ぶと、100切りがかなり厳しくなります。
特にティーショットでOBを出すと、モチベーションダウンやプレッシャーにつながりその後もミス連発、ということも。
「練習場ではまっすぐ飛ぶのにコースに出るとOBが出てしまう…」という方は、再度ティーショットを打つとナイスショットが出ることがあるのではないでしょうか?
ゴルフは、精神面がもろに出やすいスポーツ。
打ち直しのショットは、もうプレッシャーがなくなっているため、ミスがしにくいのです。
100切り達成のカギとなるのは、アプローチとパターであると言われています。多くのアマチュアゴルファーは、150ヤードなど長い距離のショットで正確にグリーンに乗せられず、グリーンを外し、グリーン周りからアプローチショットでリカバリーするケースが多いとされています。
このアプローチショットで失敗するのとしないのでは、スコアに大きな差が出てきます。
またパターも重要。転がすだけですが、1打であることにかわりはないので最後まで気は抜けません。
アプローチとパターをしっかりと練習し、100切りを目指しましょう
ゴルフは基準打数となるパーに対していかに少なく回ることが出来るかというスポーツですが、100を切りたい人は基準打数を自分の中で変更してみましょう。
まずは「ダブルボギー」の状態を基準打数とするように考えてみましょう。
基準打数が+2打となりますので、18ホールですべてダブルボギーであれば108打となります。
ボギーを取ったら「-1」と考えることができるので、ボギーを良いイメージに変更することが出来ますし、9つボギーを取れば99打となり100を切れるわけですね。
バーディーやパーもあるのに10打叩くようなホールもある人が100の壁を超えられないのであれば、冷静になって発想を変えましょう。
ミスをしてしまった場合は普通、ミスのことは忘れようと考えますよね。
しかし考えないようにしようと思っても、人間は考えてしまうものです。
そこであえて、ミスをしたシーンを鮮明に思い出しましょう。
そして、そのシーンが写った写真を粉々に砕いたり燃やしたりしているところをイメージします。
その後はポジティブなことを考えましょう。
100切りに成功して喜んでいる自分などを想像し、ネガティブなイメージを打ち消します。
「①ネガティブな記憶を壊して②ポジティブなことを考える」の順番に行うことで、気持ちを切り替えることが可能です。
悪いイメージを思い出さないようにするのではなく、悪いイメージをよいイメージで打ち消す感じですね。
怒りの気持ちが出てきたときには、アドレナリンが噴出して呼吸が浅くて速くなります。
それをしずめるのが、ゆったり深呼吸することです。単純ですが、冷静を取り戻すことができますので、お勧めです。
ゴルフ場はとても美しい場所です。そんな場所で空を見ながら深呼吸すれば、大抵の緊張やイライラは吹き飛びます。
怒りで自分を見失わないように、呼吸を整え、怒りを第三者的に見つめることで、怒りがおさまってきます。
インドアのゴルフレッスンの場合、ラウンドには出ずに屋内での練習が基本となります。
ゴルフスクール独自のシミュレーションなどのシステム導入でレッスンが行われるケースもあります。インドアのゴルフレッスンの料金の相場は、月額に換算すると8000円台~11,000円程度です。
レッスン料金はゴルフのレベルや講師陣、屋内の設備などによって格差が生じることがあります。
ラウンドのゴルフレッスンの場合、インドアでのレッスンよりも費用はやや高めです。
インドアでのレッスンよりもラウンドのレッスンの方が、滞在時間が長くなり、学ぶ内容も多いからです。
ゴルフ場によっても料金に格差は生じますが、1日あたりの金額は25000円前後が相場となります。
一口にゴルフレッスンとはいっても、初心者向けから経験者向け、プロを目指す人向けなど、レッスン対象は多岐に渡ります。
自分のゴルフのレベルに適したレッスン内容を選択するのが最善策です。ゴルフレッスン選びで失敗しないためには、まずは自分の実力を正しく把握することが肝心です。
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