来るか日本のファイブ・アイズ入り?!河野防衛相と英議員が主張

英語圏の5か国で形成されている諜報ネットワーク:ファイブアイズ
日本は英語圏以外で初の参加国となれるのか?

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中国の資源依存からの脱却に備えて、河野太郎防衛大臣および英国議員は、現在の英語圏情報協定ファイブ・アイズに日本を加え、情報協力を戦略的経済協力にまで拡大する必要性を説いている。

英国の保守派議員は、ファイブ・アイズの諜報同盟に日本を加えることで、戦略的経済関係の強化や、希少鉱物や医薬品などの戦略資源を確保できると主張している。英紙ガーディアンが7月29日に報じた。

世界に広がった中共ウイルス(新型コロナウイルス、COVID-19)危機は、欧米諸国に主要な戦略的資源の深刻な中国依存を露呈させた。伝えられるところによると、ファイブ・アイズは、中国共産党への依存度を下げるために、オーストラリア、カナダ、米国からのレアメタルやセミ・レアメタルの採掘を大幅に増やすことを近々発表するという。

因みにファイブ・アイズって?


UKUSA協定と呼ばれる、英米を中心とした5ヵ国の諜報に関する協定の通称。

UKUSA協定は、加盟各国の諜報機関が傍受した盗聴内容や盗聴設備などを共有・相互利用するための協定である。イギリス、アメリカ、および、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5ヵ国間で締結されている。

なお、「UKUSA」は「United Kingdom - United States of America」の頭字語(アクロニム)とされる。「ファイブアイズ」は英語で「5つの目」を意味し、UKUSA協定の他にも腕時計のブランド名など、さまざまな分野において用いられている呼び名である。

UKUSA協定(ウクサきょうてい、英:United Kingdom – United States of America Agreement)とは、アメリカ合衆国の国家安全保障局(NSA)やイギリスの政府通信本部(GCHQ)など5カ国の諜報機関が世界中に張り巡らせたシギントの設備や盗聴情報を、相互利用・共同利用する為に結んだ協定のことである[1]。かつては秘密協定だったが、現在は条文の一部が公開されている[2]。なおUKUSA協定グループのコンピューターネットワークはエシュロンと呼ばれている[1]。

米国防総省は6月23日、米、英、カナダ、豪、ニュージーランドの5カ国で構成する協定「ファイブアイズ(正式名称:UKUSA協定)」は防衛・安全保障分野での協力を強化し、世界秩序への新たな課題に取り組むと発表した。

米中、豪中の緊張が高まるなか、各国の防衛相は22日および23日にビデオ会議を行った。会談では、両国の関係強化の目的と新たな機会を認識し、国際規範の課題に取り組み、主要分野での協力を包括的に強化するとの意見を一致させた。

また世界的に、特にインド太平洋地域において、加盟国の安全性、主権が尊重される強い経済を構築する上で、地域のパートナーや制度が果たす役割を強化させていくことで一致した。

日本は以前からファイブアイズへの加入を目指してきた

日本は「ファイブ・アイズ」にとって、まずは中国、ついでに北朝鮮とロシアに関連した機密情報源として関心を持たれている。この観点から考えた場合、優れたインテリジェンス能力と充実した技術装備、また、これらの国々との地理的近さを持つ日本は、極めて価値のあるプレイヤーとなる。安全保障とステータスの向上という観点からみると、日本にとってもこれは魅力的だろう。しかし、大きなマイナス面もある。それは日本はその隣国に関する情報機関の情報を交換する義務が発生するということだ。これは日本にとって重要な、たとえば中国とロシアとの2国間関係を損なうおそれがある」

「ファイブ・アイズ」が日本とより緊密な協力を目指している間接的な兆候は、2018年10月に日本がはじめて多国間机上演習「シュリーバー・ウォーゲーム」へ招待されたことだ。2001年にはじまったこの「ウォーゲーム」は、主に「ファイブ・アイズ」の加盟国間で開催されている。日本の参加者らの課題は、米国の宇宙通信機器が攻撃された場合に、日本の衛星システムがどのようにして米国を●●できるかをモデル化することだった。

日本は2019年の「防衛白書」で優先課題として宇宙技術やサイバーセキュリティ、電磁波技術の分野での自国の防衛能力の強化をあげている。これは「ファイブ・アイズ」の優先領域ともほぼ一致している。

出典 https://jp.sputniknews.com/reportage/201910146755279/

中国との関係が思いっきりぶっ壊された今。ファイブアイズへの加入はかなり近くなっている。これで福沢諭吉の悲願”脱亜論”の達成の日も近いかも...

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