れいわ新選組の候補が”命の選別”発言で大炎上!メッキが剥がれたれいわの政党としてのお粗末さ
れいわ新選組の擁立候補である大西つねき氏が「命の選別が必要」「高齢者から死ぬべき」と発言してネットで大炎上しました。それにより、れいわの政党としてのお粗末さも浮き彫りになっています。
東京都出身
上智大学外国語学部英語学科卒業
シアトル大学政治科学専攻
J.P.モルガン銀行資金部為替ディーラー
株式会社インフォマニア代表取締役
政治団体フェア党代表
山本太郎氏が代表を務めるれいわ新選組の公認候補である大西つねき氏が、YouTube上で自らの政策を語る動画で、ナチス顔負けの「高齢者の命を選別すべき」という発言をした。信じられない発言に、批判が巻き起こっている。
大西氏は動画で、「高齢者を長生きさせるのかっていうのは、我々真剣に考える必要があると思いますよ」と語った。(中略)
さらに「こういう話、たぶん政治家怖くてできないと思いますよ。命の選別するのかとか言われるでしょ。生命選別しないと駄目だと思いますよ、はっきり言いますけど」と、生命の選別を肯定。そして「何でかっていうと、その選択が政治なんですよ。選択しないで、みんなにいいこと言っていても、たぶんそれ現実問題としてたぶん無理なんですよ」と、それが政治であると言い放った。
結論として、「だからそういったことも含めて、順番として、その選択するんであれば、もちろん、高齢の方から逝ってもらうしかないです」と、高齢者に先に死んでもらうしかないと明言したのである。
「逝ってもらう」とは、寿命が来る前に、まだ生きている人を「殺す」ということである。高齢者の組織的大量殺戮を堂々と宣言したようなものだ。
こうした考え方は、「生産性で人間をはからせない」として、重度障害者の舩後靖彦氏と木村英子氏を擁立し、国会議員として当選させたれいわ新撰組の方針と、正反対の思想のはずである。なぜ、こんなスローガンを掲げた政党に、こんな殺人煽動を公然と行う人物がまぎれこんでいたのか? これは果たして偶然なのだろうか?
戦争の進行の中で、障害者はどう人権の侵害を受け、どんな行動を強いられたのか。また戦後も、戦争による傷でどう苦しみ続...|西日本新聞は、九州のニュースを中心に最新情報を伝えるニュースサイトです。九...
「T4計画」と呼ばれた安楽死計画は「治療不能で生きるに値しない」と判断された障害者を組織的・効率的に処理するのが目的だった。計画の生みの親は医師で、実行したのも医師。「死によって障害の苦しみから解放する」という論理で行われた。背景には「ドイツ民族の遺伝子的遺産の強化につながる」という優生学の理論があった。
大西氏は自らの考え方を「超本当に合理主義」などと表現したが、生産性の落ちた高齢者から、順番通りにジェノサイドする思想が「合理的」であるというなら、戦前のナチスや大日本帝国で猖獗をきわめた「優生思想」以上にそれは「合理的」で、はるかにおそましい。。
大西氏はYouTubeを削除したが、その内容をIWJでは記録し、文字起こししている。その内容を読むと、ナチスや大日本帝国以上に、「生産性で人間をはかる」態度があからさまで、むき出しであり、人を殺す思想を隠そうともしていない。それが「政治」なのだ、とも言いきる。大西氏は自分の思想を何もぼかしていない。
大西つねき氏の動画内での発言は、れいわ新選組の立党の精神と反するもので看過することはできない。
一方でそのことによって、大西氏を除名するという判断はこちらにとっても簡単なことではあるが、それでは根本的な解決にはならない。
「何度でも人生をやりなおせる社会を構築する」という理念をもつ私たちにとって、重要な意味を持つ。
大西氏には、命の選別の問題に生命尊重の立場から、取り組んでいらっしゃる方々にレクチャーを受けて頂き、命について真摯に向き合うチャンスを与えたいと思う。
前回のご報告で、大西つねき氏には、「命の選別」の問題に生命尊重の立場から、取り組んでいらっしゃる方々によるレクチャーを受けていただく、とお伝えしました。
この発言の問題は、単に個人を処分すれば終わりにできるものではありません。
できるだけ早く、今月中にインターネットで完全公開での複数回のレクチャーを始めます。
加えて、大西氏への最終的な処分に関しては、党の意思決定の場である総会において行います。
記者の囲み取材の中で山本太郎代表は、「大西つねき氏の発言は、容認できるものではなく、総会において除籍を提案したい」と発言しました。
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