保育士になるためには?厳しい現実と給料事情について

保育士は子供とふれあう仕事です。
しかし、理想と現実は異なり厳しい現実があるのも事実です。
今回は保育士になる方法や厳しい現実、給料事情についてまとめました。

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■保育士になるためには?

こちらでは、保育士になるにはどうすればいいのかを見ていきましょう。

保育士になるためには保育士の資格が必要となります。資格を取得する方法としては、大学、短大、専門学校などの保育士養成施設において定められた課程を修了する方法と保育士試験を受験し合格する方法の2つの方法があります。

国家試験取得

養成機関を卒業する他にも、国家試験に合格すれば資格を取ることが可能です。保育士の試験は驚くほど難しいわけではありませんが、合格率は10〜20%と特別な対策なしに合格するほど簡単な試験ではありません。科目によっては、細かな部分まで問われることもあり、時間をかけて勉強する必要があります。独学、もしくは夜間の学校に通う、通信教育を受けるなど自分に合った方法を選んでいく必要があります。

社会人からでも取得可能?

保育士となる資格が取得できる養成学校(大学・短大・専門学校)の場合は、「保育士」と「幼稚園教諭」のダブル取得ができる学校も多く、この方法で保育士になる人も多いようです。また、受験資格を満たし、各種スクール等で学び保育士試験に合格することで「保育士」資格を取得することができます。

保育士試験について

保育所などで働くのに必要な「保育士」資格を取得するための試験で、筆記試験と実技試験があります。
合格科目は3年間有効であるため、一度に全ての科目に合格できなかった場合でも、期限内であれば不合格科目のみの受験が可能です。
試験は8科目にもおよび、合格率は例年10%台となかなか難しい試験と言われています。

このように、さまざまな方法があります。

■保育士の離職に繋がる給料事情とは?

こちらでは、保育士の離職に繋がっている給料事情について見ていきましょう。

給与面が厳しい

保育士として現場にいる限りは、この給与はほとんど変わらないのが現状。主任や園長になったり、複数の園をまとめるエリアマネージャーを務めたりしない限りは、給与面はかなり厳しいようです。

給料が安い理由

保育士の給料が安い理由には、公定価格による収入変動がないことが原因として挙げられるでしょう。

そもそも保育園は、公費や保育料等の公定価格で運営されています。
公定価格は、子ども一人ひとりを単価として設定しており、1号から3号の子どもの区分や、子どもの人数、年齢、施設の所在地等の地域区分によって決められています。

仕事量と見合わない

保育士の仕事は、子どもと遊ぶ以外に、保育計画や指導案の作成、毎日発生する保育日誌や連絡帳の記入、保育料管理などの事務作業をこなさなければなりません。

そのため、就業時間に終わらず残業が続いたり、休みが取りにくい現状もあるため、仕事量と給料が見合わず、給料が安いと感じる保育士の方は多いようです。

このように、給料が安いという現実が離職率を加速させています。

■保育士の大変さについて

こちらでは、保育士の大変さについて見ていきましょう。

待遇が良くない

仕事が多く、持ち帰りの仕事やサービス残業が毎日のように山積みです。

休暇の面ではあまり休みが取れないのが現状です。

夏休みは園により異なりますが、1週間も取れないと思います。年末年始は3、4日でほとんど休むことができないため、旅行等は諦めていました。

人間関係の苦労

保育園=女の世界です。これがなかなかの厄介なところでもあります。聞く話によると、派閥がある園が多いようです。

上手く上司や同期の保育士と付き合わないと、仕事上でも不都合な点が出てきます。

時間外労働が多い

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