ここ数年日本の労働環境は超売り手市場と言われ、飲食やITなど多くの業界や企業が人材不足に悩まされており、深刻な社会問題の1つとなっています。
退職した理由として、「職場の人間関係」や「事業所の理念や運営のあり方への不満」を挙げる人も多く、仕事の大変さだけではないストレスも垣間見えます。働き続ける意欲を失ってしまうようなマイナス要因を改善しなければ、人材不足や定着率を改善するのは難しいかもしれません。
人手不足による作業負担の増大は、「長時間労働」という問題にもつながっています。訪問介護員など現場スタッフよりも、ケアマネジャー(介護支援専門員)の長時間労働が問題になりがちです。
利用者の生活を支援する介護職は、業務の一つひとつで利用者と関わりを持ちます。その中で利用者から直接「ありがとう」と言ってもらえることは、介護の仕事を行う上で大きなやりがいとなっているようです。また、普段から利用者の生活に寄り添っているため、利用者や家族から信頼されることもやりがいを感じることのようです。
介護職では、利用者の目標達成に向けて日々支援しています。利用者の生活の質が向上し、生き生きとした表情を見ることができると、喜びとやりがいを感じられるでしょう。特に、これまでできなかったことができるようになるなど、目標を利用者と一緒に達成した時には大きなやりがいを感じられるでしょう。
超高齢化社会となった現在の日本では、多くの介護の現場での人手不足が問題となっているため、社会的にも役に立っていることがやりがいにつながっている介護職員の方も多いようです。
介護福祉士の給与で考えてみると、セラピットの月給は22.3万~25万円。年度によりますが賞与があり、初年度から300万円以上が受け取れます。一般的な介護職の給与相場が月給20万円前後なので、給与アップを狙えるでしょう。介護福祉士は2万円、初任者研修は3,000円と資格手当も厚く、頑張りが給与に反映されやすい環境です。
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