【知られざる】クリーニング店の光と闇|クリーニングトラブルに遭わない為には!?

クリーニングに預けたのにシミが落ちていない・・逆にうっすら黒ずんで返ってきた、衣類がどこかに紛失されてしまった。。等、トラブルに遭ってしまう方も多くいます。

このまとめではトラブルに遭遇しない為のクリーニングに出す際の注意点、知っておきたいことをまとめています。

まこと08 さん

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【乾いたクリーニング??】ドライクリーニングとは一体どんな洗い方?

水を使わないことから「ドライ」と呼ばれます。ドライクリーニングは、石油系溶剤やパークロロエチレンなどの水ではない液体(有機溶剤)を使用します。これらの溶剤は油を溶かす力や乾燥の温度など、条件がそれぞれ違うため、品物に合わせて使い分け、洗う時間、乾燥方法などを変えてクリーニングしています。

ドライクリーニングで洗剤は使うの?

ご家庭での水洗いと同様に、ドライクリーニングでも洗剤は必要です。洗剤は、水洗いでは主に油性の汚れを落とすために使用しますが、ドライクリーニングでは、帯電防止効果や、水溶性汚れを落とす働きをもたせるために使用します。

水を使って洗う代わりに、石油系溶剤や有機溶剤(パークロロエチレンなど)を使って衣類の汚れを落とす方法です。水を使わないため家庭洗濯のような色落ちや型崩れが起こりにくく、油汚れをしっかり落とすことができます。

背広やズボンなどの一般衣料には、油汚れをよく落とす有機溶剤を用いるのが一般的です。洗浄力がマイルドな石油系溶剤はデリケートな衣類に向いています。

クリーニング店と家庭の洗たく方法で大きく異なるのは「ドライクリーニング」という洗い方法です。家庭で洗たくをするときは「水」を使いますが、水の代わりに石油系溶剤やパークロロエチレンなどの揮発性有機溶剤で品物の汚れを取り除く洗たく方法がドライクリーニングです。
長所として、油性汚れをよく落とす、型くずれや収縮が起きにくい、風合いが変りにくいということが挙げられます。
ドライクリーニングの対象になるのは、スーツやコート、ジャケット、ネクタイなど水洗いできない品物になります。

ウェットクリーニングはプロのクリーニング店による水洗いの技術です。

取扱い絵表示に「水洗い×、ドライ可」とドライクリーニングしかできない品物でも汗汚れなどの水溶性汚れがたくさんついている場合があります。
このような場合、ウェットクリーニングという「水」を使う洗たく方法があります。本来水洗いできないものを処理しますので高度な技術を要します。

クリーニングに出したのに、なんだか黒ずんで返ってきた・。それって逆汚染!?

一度布から離れた汚れの粒子が、再び、今度は全体に一様につくこと。再汚染、再沈着とか色々な言葉が用いられるが、クリーニングでは逆緯線という言葉が一番多く用いられている。原因としては、溶剤中のソープ濃度が低く懸濁力の不足した場合、脂肪酸などの汚れが多すぎて布の表面に粒子が吸着されやすい状態になっている場合、生地が静電気で汚れを吸着しやすい場合、水分が異常に多い場合(雨でぬれたままの時や前処理の水分が放過された時)、樹脂加工などでついた汚れを保持しやすい場合、などがある。いずれの場合も逆汚染という。

濡れている衣類は「クリーニング対象外品」になる可能性大!

濡れた状態のお品物はクリーニングをお受けできません。


カビの原因にもなるため取扱除外品としてご返却させていただきます。あらかじめご了承ください。


ご依頼いただく衣類は乾かした状態でお送りいただけますようお願いいたします。

【料金に注意】カビが生えている衣類は、別途料金がかかることがほとんど!

元クリーニング店勤務経験者です。クリーニング屋さんにカビが生えた物を持ち込まれることは、日常茶飯事。もちろん、断ったりせず、ちゃんとお預かりします。ただ、どんなものでもカビが跡形もなく消えるとは限りませんので、余り過度の期待を持たれては困りますが、ごくうっすらとしたカビが少し付いている程度なら、しみ抜きしなくても、普通にドライで洗っただけでも落ちます。もっとしっかりついてしまった場合は、有料のしみ抜きを別途行う必要が生じる場合もあります。しみ抜き料金は、シミの種類やしみ抜きしなければいけない範囲や服の素材によって、基本のクリーニング代+数百円~1000円程度が、大体の目安かと思います。

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