一度布から離れた汚れの粒子が、再び、今度は全体に一様につくこと。再汚染、再沈着とか色々な言葉が用いられるが、クリーニングでは逆緯線という言葉が一番多く用いられている。原因としては、溶剤中のソープ濃度が低く懸濁力の不足した場合、脂肪酸などの汚れが多すぎて布の表面に粒子が吸着されやすい状態になっている場合、生地が静電気で汚れを吸着しやすい場合、水分が異常に多い場合(雨でぬれたままの時や前処理の水分が放過された時)、樹脂加工などでついた汚れを保持しやすい場合、などがある。いずれの場合も逆汚染という。