自然素材の家といっても正確な定義はなく、化学物質が含まれる素材を避けて建てた家を指すことが多いです。具体的には、漆喰、珪藻土、天然リノリウム、無垢材、コルク材、セルロースファイバーなどの素材を使った家です。
自然素材の家とは?自然素材の家を選ぶメリット
家づくりをする時どんな素材を選ぶかも大切です。
そこで自然素材の家も検討してはいかがでしょうか。
ここでは自然素材の家を選ぶメリットやどんな素材があるかについて説明します。
自然素材の家は部屋の温度・湿度を調節し、においを吸収する効果があるため、季節問わず過ごしやすいです。
内装の色を自由に採用することができる点も、大きなメリットではないでしょうか。好みのスタイルを演出するためには、自分だけの室内色を作り出せることが理想です。
山や森で育った原木(丸太)から、使用する大きさに挽き割った材料。古来より日本の建築文化に深く根付き、現存する歴史的な寺社仏閣もみな天然無垢材による木造建築です。日本最古の木造建築物「法隆寺五重塔」など約1400年以上も立ち続けています。天然無垢材は、こんなにも耐久性のある材料なのです。
土台・柱には全て4寸角(120mm×120mm)の無垢檜材を使用し樹齢60年の檜は、
年輪が細かいのが特徴で、強さと丈夫さの証明として、 品確法(性能表示)にも対応可能です。
木のぬくもりや質感、心地よい調湿性が味わえる、伝統的な木造住宅です。
100度の金属に触れたらやけどをするのに、100℃以上のサウナの室内の木材に触れてもやけどはしません。それはすぎの体積の75%が空気だからです。つまり熱を伝えにくいのです。
熱くなく冷たくない穏やかさが杉の魅力で近年は床材にも用いられています。
最大の特長は調湿できる点です。調湿とは部屋の湿度状況によって、湿気を吸収したり放出したりしてくれる現象のこと。
これらを可能にしているのは珪藻土に空いている無数の小さな穴。これらが湿気を自動で吸ったり出したりします。直径は2~50ナノメートル(ナノメートル=10億分の1メートル)で、穴の数は木炭の5000~6000倍といわれています。
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