デリケートゾーンの黒ずみには専用のクリームが存在します。しかし、用意する間もなく対処したい場合には、身近なアイテムで応急処置できれば助かります。そこで、よく話題となるのがデリケートゾーンの黒ずみにニベアは使えるのか否かという議論です。ニベアは今や世界中で愛されているスキンケアクリームですから、使えるのであれば利用しない手はありません。デリケートゾーンの黒ずみとニベアの関係について調べてみました。

デリケートゾーンの黒ずみは、多くの人が直面する深刻な悩みです。専用のケア商品を用意している状況であればともかく、気づいた時にいつも携帯しているとも限りません。そこで、デリケートゾーンの黒ずみケア商品の代用品としてなるべく身近なアイテムを使えないものかと今まで多くの人達が考えてきました。その候補の1つに、ニベアという国民的アイテムが挙がっています。1911年にドイツで生まれたニベアは、今や世界中に愛用者がいる一大化粧品ブランドです。赤ちゃんからお年寄りまでが安心して使える保湿クリームであり、日本でもすっかりお馴染みのアイテムですから、デリケートゾーンの黒ずみとの関係について知っておいて損はありません。

＜ニベアの概要＞
ニベアは、雪のように白いという意味を持つラテン語に由来しています。ドイツのバイヤスドルフ社二代目オーナーであるオスカー・トロプロヴィッツが、1900年に乳化剤「Eucerit」を発明し、その見た目や性質から名付けたと考えられます。その乳化剤は1911年に新ブランドのニベアとして販売され、現在に至っています。
日本においては1968年以降、花王との合弁会社としてニベア花王が誕生し、ニベアの製造販売を行っています。

＜ニベアの種類＞
ニベアは今や総合的なスキンケア製品ブランドとして様々なアイテムが揃っていますが、デリケートゾーンの黒ずみにも使えそうなクリームとしてはいわゆる青缶でお馴染みのニベアクリームと、チューブ入りのニベアソフトスキンケアクリームがあります。
ニベアクリームは、ホホバオイルとスクワラン配合で肌に潤いを与え、乾燥から肌を守るクリームです。昔からお馴染みの青缶タイプが有名ですが、他にもチューブタイプも販売されています。一方、ニベアソフトスキンケアクリームは、のびが良くベタつかないウォーターベースが特徴で、サラリとした使用感のクリームです。こちらはチューブタイプとジャータイプが販売されています。

＜ニベアの効果＞
ニベアにはホホバオイルとスクワランが含まれています。ホホバオイルは皮脂バランス調整作用や保湿作用、殺菌作用に優れた成分です。皮膚炎やアトピー、おむつかぶれ等を改善する効果もあります。一方、スクワランは浸透性や湿潤性に優れた保湿成分です。デリケートゾーンの黒ずみは乾燥が大敵ですから、ニベアの高い保湿効果は有効と言えます。また、ニベアには殺菌作用があるので、デリケートゾーン衛生的に保つためにも有効と言えます。
なお、ニベアには他にもミネラルオイルやワセリンなど油脂分が多く含まれ、日焼けしやすくなる作用があり、これが副作用とも言えます。部分的に塗る際はそこだけ日焼けしないよう注意が必要です。

＜デリケートゾーンの黒ずみとニベアの関係＞
デリケートゾーンと言ってもワキからビキニライン、性器周辺まで幅広くあります。ニベアは、性器が近い部分にはおすすめできません。そういった部分に使えるのは、デリケートゾーン専用と書かれたアイテムのみです。ワキやビキニライン、ヒップ等の黒ずみであればニベアを使うことができます。但し、ムダ毛処理直後や生理前後など肌が敏感な状態の時は避け、最初は少量から様子を見ながらの使用がおすすめです。なお、ニベアに美白成分は入っていませんので、黒ずみを美白することはできません。黒ずみの予防や悪化防止としての保湿、日常的なケアとしての使用に限られます。

ドイツで誕生し、今や世界中の人に愛用されているニベアは、ホホバオイルやスクワランが配合された保湿効果に優れたクリームです。オーソドックスなクリームの他、ウォーターベースのソフトスキンケアクリームがあります。デリケートゾーンの黒ずみにニベアを使う場合、性器に近い部位は避けて使うことが大前提です。また、ニベアに美白成分は入っていないため、あくまでも保湿や日常的なケアとしての使用となります。