文科省は10月25日、2017年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題」の速報値を発表しました。
それによると、小・中学校における不登校児童生徒数は14万4031人(前年度比1万348人増)と、統計開始以降、初めて14万人に達し、過去最多を更新しました。
不登校のお子さんのために家庭教師サービスを利用するときには注意が必要
家庭教師サービスは、進学に熱心な子供のためだけのものでもありません。
通学が難しい、不登校のお子さんのためのプランもあります。
不登校のお子さんの学習を目的とした家庭教師利用の場合は、注意が必要です。
2001年度の全児童生徒数は1128万8831人でした。かたや2017年度は982万851人と、146万人以上減少しており、もっとも少ないのです。つまり、統計史上、子どもの数が過去最低となるなかで、不登校は過去最多を更新した、ということになります。
不登校の原因で最も多いのがこの無気力です。小中学生では25.9%、高校生では30.1%もの児童が不登校の理由に無気力をあげています。
受験で燃え尽きてしまった、学校での生活が理想と違った、期待に応えようと頑張りすぎて疲れてしまったなど、子どもによって理由はさまざまです。
主観的なこだわりをもっており、自分の内的な世界にこもる
ストレスにより頭痛、腹痛、吐き気、発熱等の身体症状や強迫性の神経症状がある
摂食障害や自傷行為などを伴うこともある。
まれに精神疾患の初期症状として症状が起こっている場合がある
子どもが不登校になる主な原因は「人間関係」であり、家庭教師を雇うことによって、新たな人間関係を築くことで、さらに子どもの状況が悪化する可能性(精神衰弱や勉強嫌い)があるからです。
相性が悪い家庭教師の指導に、眠くなってしまったり、質問の回答が難しすぎたりして理解できない、性格的に合わない人だと反発してしまうケースがあります。
これまで多くの不登校を解決してきた、不登校専任の家庭教師と教育プランナーが、一人ひとりが抱える不安や悩みに粘り強く向き合い、お子さまとご家族に寄り添う指導を提供します。
トライには、教育分野のメンタルケアを専門とした「教育支援カウンセラー」が社員として多数在籍しています。
部屋から出られない状況の生徒様でも、ご自宅にカウンセラーが訪問し「対話」からスタート。
お悩みの解決に向けて粘り強くサポートします。
「勉強ができるようになって楽しい!」「できる!っていうことがわかって、自信がついた!」「諦めていた高校に行けた!」など、見違えるほど変わったお子さんを見て、多くのお母さんから喜びの声をいただいています。
どういった勉強内容をしたいのか、受験のための勉強なのか、テストの対策なのか、不登校のためのわからない科目を学ぶための学習なのかの希望を伝えましょう。一社だけの話を聞く訳ではなく、複数の業者からの話を聞き、早急に選ぶことを心がけてはなりません。
何よりもメンタル面のケアが出来る先生がベストです。ここを通らずに、学習面で成果を上げることなど、絶対に出来ません。子供の心の中に入っていける先生であることが大切です。
学生・プロの両方が在籍している家庭教師センターが無難です。
メンタル面のケアが重視される指導ですから、まずは相性が大切です。相性を図るのであればプロも学生も在籍するセンターの方が、選択肢をいくつか考えててくれますので、良いと思います。
もう一つ大切なのは、不登校への理解がどの程度あるかということです。そういう意味では、不登校コースがある家庭教師センターが最も安心ですね。
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