採用管理システムを活用すれば、エントリーフォームを「正社員」「契約社員」「派遣社員」「パート」と雇用形態ごとに分けて管理することができます。また、どの応募者がどの雇用形態、職種で応募したかを記録できるため、手間をかけずに分類した状態で管理することも可能です。
採用管理システムのメリットやデメリット
毎年行われる採用業務は、人事部の負担が大きいですよね。今回は、採用管理が効率的に行える採用管理システムについて、メリットやデメリットを紹介していきます。
多くの求職者の目にとまる採用ページにするためには、もちろん採用サイト自体の見栄えも重要ですが、それ以上にSEO対策をおこない、検索エンジン(GoogleやYahoo!)で上位に表示されるようにしなければなりません。
採用管理システムを活用すると、こういったSEO対策がほどこされた採用サイトを作成してもらうことができます。
人事担当者の応募の受付から採用に至るまでに必要となる業務を効率化させることに繋げることができます。すると人事担当者に時間の余裕が生まれるので、応募してくれた方を見極めるための作業にもっとたくさんの時間をかけることができるようになります。
採用管理システムを導入すると、今の時点の選考の進み具合や、応募ルートごとの採用の状況、応募してくれた方の経歴ごとの採用の状況など、色々な切り口から分析することができます。データを見えるようにすることによって、自分の会社の社風に合った採用方法が分析できるようになります。
採用管理システムを導入することによって採用率・辞退率を可視化することができるようになるのです。
辞退率が高い場合はミスマッチがないか、面接対応やスピードに問題がないかを確認することができるようになります。これで採用率の上昇が見込めますね。
さらには最適な求人広告はどこであるかを分析し、そこにコストを投下することによって無駄な広告コストを抑えることができます。
企業が求める人材は、市場や社員のスキルによって変動します。例えば、営業職ではスキルの高い社員が退職すれば、同等のスキルを持った人材が必要になります。また、30代の社員が少なければ、30代の社員が必要になります。しかしながら、システムに頼り過ぎてしまうと、単に数合わせの雇用になってしまうことが少なくありません。
システム上でデータや情報を管理するということは、少なからず情報漏洩のリスクが発生します。
特に、初期費用を抑えて導入できるクラウド型の人事システムは、インターネットに接続してデータを管理するので、高度なセキュリティ対策を実施する必要があります。
ホームページ(以下HP)なんて、制作したことなんかないオレだ。それが!この採用管理システムさえあれば、いろいろな求人募集ページを簡単につくることができるってわけよ。正社員採用HPでもアルバイト採用HPでも、システムの画面の指示に従って進んでいくだけで完成ときたもんだ。
採用管理システムでは、企業が求職者に対して公開している求人案件の管理ができます。求人情報や採用予定人数、採用が必要な部署、求める人材、求人ごとの募集期限、公開した媒体名と媒体数といった情報をまとめて管理します。採用管理システムの種類によっては、自社の採用ページと他社媒体の採用ページの募集状況を一元管理することも可能です。
自社の求人に応募が来た求職者の情報も管理します。求職者の履歴書や紹介元などの個人情報は、取り扱いに慎重な配慮が求められます。その点、採用管理システムなら閲覧者を制限できるため、個人情報を安全に管理できます。
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