公認会計士とは、企業の監査と会計を専門分野とする国家資格を持つ職種です。企業経営者が株主に経営状況を報告する資料(財務諸表)の信頼性を確保するための、公正な専門家として誕生し、いまや資本主義の経済活動になくてはならない存在として幅広い業務範囲を遂行しています。
公認会計士になるための勉強方法は?モチベーションを維持することが大事!
公認会計士の勉強では、特にモチベーション維持が重要。今回は、そんな公認会計士の試験について、勉強方法やモチベーション維持の方法について紹介していきます。
公認会計士の平均収入は1000万円以上と推定されています。
理由の一つとして、公認会計士の国家試験は難易度が非常に高く、医師・弁護士と並んで「三大難関国家試験」と呼ばれることもあります。
企業活動のグローバル化や景気回復によるM&Aの活発化などにより、市場全体で公認会計士が関わる業務量が増え、大手監査法人で監査業務に従事するといった従来の働き方のほかにも、企業内会計士としてM&Aや新規投資にともなうデューデリジェンス(事前に相手先企業の法務リスクや財務状況などを調査すること)、上場準備に携わるなど、働き方の選択肢は増加しているようです。
公認会計士の資格を取得すると、税理士試験を受けなくても自動的に税理士として仕事をする権利が付与されます。
それは、受験科目や試験の難易度から、公認会計士の資格を取得した者が税理士に必要な知識やスキルも十分持っているとみなされるためです。ただし、税理士として登録を行い、税理士会に入会することが税理士としての仕事をするための条件になります。
公認会計士の勉強は長期戦になるのでモチベーションを維持するのは大変なことです。しかしちょっとした心がけで受験に対する意欲をそのまま保つことが可能になります。それは受験を楽しむことです。
基礎論点の完成度で合否が決まるのだ。
基礎論点の完成度が高ければ高いほど、合格しやすいのだ。
応用的な問題を解けるようになったからといって満足してはいけない理由がここにある。
つまらなくなるくらい基礎の問題をくりかえし解いていけば、きっと最短で合格に近づける。
1人きりで勉強したほうが、無駄なノイズ的なやつが入らなくていいとかなんとかと思われることが多いが、そんなことは断じてない。
1人よりも仲間といるほうが、効率のよい勉強方法を教え合える。
1人よりも仲間といるほうが、わからないところを教え合える。
1人よりも仲間といるほうが、勉強の質・量ともによくなる。
ポイントはいろいろな問題を幅広く行うのではなく、基本的な問題を集中的に反復して行うことです。
時折、難しい問題がでますが、それを完璧にするよりは毎回出るような基本的な論点を繰り返し問題集などで解くほうが効率的です。
「他人(自分)に説明することができるか。」これが重要です。
理論科目は暗記することがなにより必要だと思う人が多いです。
たしかに暗記は必要ですが、論文式試験は判断力、思考力、記述力も必要となってきます。
試験では一見、教科書には載ってないような問題も出題されるので、それに対応するには基本的なおおもとの幹を念頭におき、勉強することが重要です。
問題演習をするための問題集も市販されているもので,様々な範囲を網羅しているものはほとんどなく,予備校の問題集の完成度には遠く及ばないのが現状です。
公認会計士のように,試験範囲が膨大な試験だからこそ,自分で教材を集め,重要性を判断していくことは不可能に近いので,予備校に通い,与えられた教材を完璧に仕上げるという勉強方法が最も効率的になります。
公認会計士に短期合格するためには、2年間という期間もさることながら,勉強量が膨大であるため,スケジュールを立てることが大切になってきます。
この点も,予備校では,スケジュールがしっかりと決められているため,予備校のスケジュール通りに学習を進めていくことで合格レベルの実力を養成することができるというメリットがあります。
- 1
- 2