「プラクティショナー」とは、NLPの資格のなかで一番の基礎となるものです。
NLPを本格的に身につけようと考える方にとってのファーストステップであり、また初心者向け入門プログラムを受けて次に進みたいと考えた方が進むべきコースと言えるでしょう。
NLPプラクティショナーとは?どんなテクニックを持っているの?
NLPの資格として代表的なものに、「NLPプラクティショナー」があります。今回は、NLPプラクティショナーに関する基礎情報や認定団体の選び方について紹介していきます。
コミュニケーション能力の増大
自分のみならず他者のモチベーションをも高められる
感情をよりコントロールできるようになる
リーダーシップ能力や他社への影響力・説得力の向上
失敗への恐怖感やマイナス感情の克服 など
多くの受講者の方が「受講後コミュニケーション力やモチベーションが向上した」という目的をもっています。仕事における部下と上司の関係、クライアントとの関係、家庭における家族関係、プライベートにおける恋愛関係や友達関係など様々なシチエーションで学習した内容をすぐに実践できます。
相手と対面して、素早く信頼関係が結べるには、そのベースとなる心理コミュニケーションが重要です。講座ではさらに、成功するイメージ脳の使い方を合わせて体得します。
NLPプラクティショナーを取得したら、次に挑戦したいのがNLPマスタープラクティショナーという名前の資格です。
この資格では、NLPの基本スキルを複数組み合わせて活用する方法や、NLPスキルを人に伝授していくための応用力の獲得を目指して行きます。協会認定を受けて、NLPプラクティショナーマスターの称号を得られると、今度は名刺や経歴などにも「NLPマスタープラクティショナー」という記載ができるようになるため、この道についてのプロフェッショナルと認められたこととなります。
さらに上を目指したい人のために、重要な資格となるのが、NLPトレーナーという資格です。この資格はNLPマスタープラクティショナーよりも更に上級の資格に位置づけられており、取得後にはNLPそのものを第三者に教えることが出来るようになります。ただし、このNLPトレーナーの取得のためには前条件として、NLPマスタープラクティショナーの資格を持っていることが必要条件となるために注意が必要です。
ビジネスや経営にNLPの技法を取り入れたいと思い、よく調べず、あるスクールの体験講座に申し込みました。
そのセミナーを受けて気付いたのですが、心理カウンセリングやセラピーに重点をおいた内容だったのです。NLPって色々ジャンルがあるんだと知ったのが、この時。
残念なことにある団体の中には、社団法人 日本広告審査機構(JARO)から指摘を受けているにも
かかわらず、「コミュニケーション・トレーニング市場でNo.1の実績」などという第三者機関の
証明の無い表現をホームページや資料に載せ続けているところまで出てきてしまいました。
社団法人 日本広告審査機構(JARO)によると『トップ1%のトレーナーが揃っています』
などという表記をしている団体もあり、これも消費者の誤解を招く可能性が高いと言っているようです。
それはその1%という数字に決定的な根拠がないためです。
提携しているアメリカの団体は現在世界の主流か
担当トレーナーは誰で、どんな資格を持っているか
受講者数をはじめとする好評数値が確かなデータに基づいているか
取得できる資格内容は何か
これらはいずれも一次情報であり、「業界最大手」や「アメリカでも大人気」などといった客観性の薄い宣伝文句には惑わされず、ある程度自分でも判断ができると思います。
出典 NLPスクールの選び方
NLPは様々な適応範囲があるため、一概にNLPを受講するといっても、それが必ずしも自分の目的に合致するとは限りません。
例えば、ビジネス目的で受講しようという人が、カウンセリングやセラピー主体のコースを選んでしまい、「考えていた内容と違った……」という思いをすることも少なくありません。
そうならないためには、コース内容はもちろん、トレーナーの実績を吟味する必要があります。
出典 NLPスクールの選び方
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