注文住宅を建築するときには、施主が決めるべきポイントが多数あります。どこのメーカーでどんな家を建築しようかと、悩みを抱える方も多いことでしょう。とはいえそれは、決して「辛い悩み」ではありません。ドキドキワクワクしながら、家の完成を待っている方も多いのではないでしょうか。
【滋賀県で家を建てる】注文住宅の土地選びのコツをご紹介!
注文住宅のポイントは、土地選びです。ここが中途半端では、どんなに良い建物を建てても意味がありません。今回は、注文住宅を建てるときの土地選びのコツをご紹介します。
hurannshushu さん
家作りで成功を収めるためには、その前の段階からきちんと考えておかなければならないポイントも存在しています。それが「土地選び」なのです。建物は、後からリフォームで調整をすることも可能ですが、土地だけは簡単に選びなおせるものではありません。ぜひ慎重に決定してみてください。
土地にはそれぞれ特徴があり、地震に強い場所もあれば弱い場所もあります。古い時代から水害に悩まされてきたエリアもあれば、トラブルが少ない土地も存在しています。できればしっかりとした地盤の土地を選ぶことで、注文住宅にかかる費用も少なくすることができるでしょう。
土地選びは、素人の目線だけでチェックするのは難しいポイントでもあります。信頼できる不動産のプロと一緒にオススメの土地を巡ってみることで、理想の土地と出会いやすくなります。注文住宅を購入する前から、是非チェックをしてみましょう。
良い土地の見分け方で大切なことは、土地の法令上の制限を調べることです。都市計画法で市街化区域に指定されていて、第一種低層住居専用地域や田園住居地域などの住居系の用途地域であれば、住宅の建築に適している良い土地だと言えます。都市計画法による制限等については、その土地のある市町村役場の都市計画課の窓口で教えてもらえます。
自然災害のリスクについて調べることも、良い土地の見分け方のポイントです。自然災害のリスクは国土交通省のハザードマップポータルサイトで調べることができます。調べたい土地の場所を入力するだけで、洪水や土砂災害、津波のリスクが表示されます。その土地の特徴や歴史についても判明しますので、調べてみて問題がなければ自然災害のリスクが低い良い土地だと言えます。
日本の正確な地図が初めて登場したのは今からおよそ200年前。江戸時代の測量士、伊能忠敬によって17年かけて作成されました。近年はインターネット・スマホの普及により、ルート案内やグルメガイドなどで毎日のように地図を利用している人も多いのではないでしょうか。
街並みや地形は日々変化しているため、住宅地図の場合、都市部は年に一度、それ以外の地域も2〜5年に1度くらいのペースで更新されています。
住まい探しの際には、最新の地図と「古地図(こちず)」を見比べるのがおすすめ。街の様子が大きく変化していることがわかるでしょう。
【通勤や通学の利便性】
通勤や通学にかかる時間や、利用する交通機関や路線の本数、ラッシュ時間の込み具合などを確認。急な異動などで職場が変わっても通いやすいか、ということもチェックしておきたい。
【最寄駅へのアクセス】
通勤や通学、買い物に出るときに使う駅までは、徒歩でどれくらいかかるか、始発と終電は何時か、自宅から駅までバス便利用なら運行本数は十分か、などの利便性を確認。また、街灯が整備されていて夜道が暗くないかなど、安全性も重要。
【買い物施設】
日常的な買い物がしやすいスーパーやコンビニ、週末のまとめ買いに便利な大型ショッピングセンターへのアクセスをチェック。駅から自宅の途中にスーパーがあると、仕事帰りの買い物もストレスがない。
【病院や銀行、郵便局などの公共施設】
日常的には利用しなくても近隣にあると便利なのが、内科や小児科、歯科などの病院、そして、銀行や郵便局などの公共施設。そのほか、図書館や体育館、区役所や自治体の出張所などの場所も確認しておきたい。
【通学先】
その土地の近くにある学校が、通うことになる学校とは限らない。その土地がどの校区に含まれているかを必ず確認しよう。不動産仲介会社や市区町村の教育委員会に問い合わせればわかる。
【将来の住環境】
今は利便性がそれほど良くはないエリアでも、再開発によって商業施設が充実したり、計画的に公園が整備されたりなど、暮らしやすい街に生まれ変わることがある。希望エリアで再開発の計画がないかをチェックして、将来の環境もイメージしたうえでエリアを選びたい。
2-1.「不動産仲介手数料」
不動産会社の仲介で土地を購入すれば必ずかかる費用です。仲介手数料の上限は法律で決まっていて、「土地価格×3%+6万円+消費税」となります。不動産会社自身が「売主」となっている場合では、仲介手数料がかからないケースもあります。その売り物件が「仲介」なのか「売主」なのかは必ず明記されているので、しっかりチェックしましょう。
2-2.「解体費用」
売り物件の土地に古屋などが建っている場合には「解体費用」がかかります。中には解体費用を売主が負担する「更地渡し」というケースもありますので、古屋がある場合には事前に売主側と相談するとよいでしょう。
2-3.「上下水道関連工事」
敷地内に水道が引き込まれていない場合には、水道引き込み工事費用が掛かります。下水についても同様です。これは、敷地内だけでなく前面道路の工事も行うことになるので、場合によっては工事費用も数十万~100万超となることもあります。かなり高額なので必ず事前にチェックをしてください。特に、その土地が「駐車場」や「空き地」など、長期間使われていなかった場合などは要注意です。
また、水道が引き込まれていても水道管が「13㎜」と細く、水圧によっては現在の用途に合わない場合もあります。(現在は20㎜が一般的)これも同様の工事が必要となることがありますので、事前に確認をしておいてください。
2-4.「擁壁工事」
擁壁が古い場合や道路との段差が大きい場合などは、新たに擁壁工事が必要となるケースもあります。これも100万単位の金額となるケースも考えられるので、注意してほしいところです。
これらを全てチェックすることは、初めて土地を購入する方にとっては難易度が高いことかもしれません。本来であれば不動産会社が細かく金額まで教えてくれることが理想ですが、不動産会社自身もよくわかってないケースも多いのが現実です。
これを解決する一番の方法は、信頼する「住宅会社」に相談することです。実際に建築を行う住宅会社であればすぐにわかります。気に入った土地が見つかった時には、早めに信頼できる住宅会社に相談してみましょう。
創業から82年を超える歴史を誇るNoveWorks(ノブワークス材信工務店)。滋賀の特徴を理解した家づくりを長年行ってきた地元に根差した会社です。長浜市だけに絞ると10棟に1棟がNoveWorksの施工した住宅と、地域密着型を売りに長年たくさんの建築を支えてきました。基本の間取りがなく、建てる土地に合わせて予算内で満足できる家づくりを徹底してサポートするのが特徴です。
長くその土地で家を建ててる工務店などは、地域の土地事情にも精通しています。
土地選び前に、ご相談してみるのもアリかもしれません。
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