絶対失敗したくないあなたに贈る太陽光発電投資のイロハ

太陽光発電投資は初心者にもおすすめの投資法と言われていますが、中には失敗する例もあります。今回は、太陽光発電投資に不安をいただいている人に向けて、基礎知識や業者選びについて紹介していきます。

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太陽光発電投資って儲かるの?

太陽光発電は、儲かる可能性が高い投資法と言われています。
ここでは、その理由を紹介していきます。

・気になる設置費用が年々安くなっていっている

住宅用10kW未満の太陽光発電システムの設置費用には、太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの発電機器、設置工事の費用が含まれます。2011年は1kWあたり46.8万円だったのに対し、2018年には海外メーカーであれば23万円前後(タイナビ調べ)にまで低下しています。

・失敗するリスクが低い

20年間の買取というのが法律で定められているので、リスクも低くなります。

あとは、年間の発電量がどれくらい分かれば、簡単に1年間にどれくらい手元に残るか試算することが可能です。

発電量は天気左右されてしまいますが、年間を通しての発電量はだいたいシミュレーション通り、あるいは、それ以上になる場合がほとんどです。

買取価格は、申請(設備認定)を出した年度によって異なります。

・節税効果がある

太陽光発電所を購入した場合、償却資産税がかかってきます。

2000万円ほどの発電所で、取得初期で約30万円ほどの税金になります。

中小企業や個人事業主は3年間、パネルとパワコンの償却資産税を半分してもらうことができる制度があります。

利回りはどれくらい?

利回りの見方は2種類ある

・想定表面利回り

「想定表面利回り」は、あくまでも表面上の利回りですので、実質的な利回りは必ず下がります。後から「こんなはずじゃなかった・・!」とならないよう、実際にどんな費用が発生するのかをしっかりと把握しておく必要があります。 投資を始めるかの検討をするには、すべての費用が考慮された実質利回りで計算しないといけません。

・実質利回り

「実質利回り=(年間売電収入?年間支出)÷初期費用×100」

ここで見落としてはいけないことは、「初期費用(イニシャルコスト)」と「年間支出(ランニングコスト)」の中身を全て把握しているかです。

また、販売会社が出している年間売電収入のシミュレーションにも検証が必要です。

・太陽光発電の初期費用161万円(平均額)の場合の表面利回り

太陽光発電を現金で購入した場合の表面利回りは6.80%
161万円を一括現金で購入した場合の年間収益は年間金銭メリットの137,973円です。

売電期間中(10年間)の利回り
137,973円 ÷ 1,610,000円 = 8.57%

つまり売電期間中の10年間は利回り8.57%となります。

・太陽光発電の初期費用161万円(平均額)の場合の実質利回り

下記の『購入金額以外にかかるであろうお金』はかなり多めにみています。

パワコン交換費用※:20万円
11年目以降の有償の定期点検代:10万円
経費合計:30万円
(※20年以内に1回、実費でのパワコン交換を想定しています)

経費30万円として計上すると20年平均の実質利回りは…

20年間の実質平均利回り
109,455円 ÷ (1,610,000円 + 300,000円) = 5.73%

つまり、太陽光発電の20年間の実質平均利回りは5.73%となります。

太陽光発電投資で損しない為のポイント

・購入する際は、安定した収益が得られる物件を選ぶ

収益の安定性と利回りの高さは、投資を行う上で決して軽視できないポイントです。利回りが高ければその分、初期費用を早く回収することができます。

土地付き分譲太陽光のサイトに各物件の利回りが記載されている場合もあるので選ぶ際の目安にするとよいでしょう。

また、収益の安定性を図る際、金融機関が融資対象と判断するか否か、は1つの指標になります。太陽光発電投資に限ったことではありませんが、融資を行う際、事業として成り立つか否かは厳しくチェックをされます。

・メンテナンスを行う

モジュールの劣化や不具合を放っておくと、その間の売電収入は減ったままになります。そのため、修理されない期間が長くなればなるほど損失はどんどん大きくなっていきます。

また、モジュール表面の汚れが影になることで、モジュールが発熱・発火するケースもあります。「ホットスポット現象」とも呼ばれ、放っておくと火災の原因となるため大変危険です。

実際、メンテナンス不足による不具合が多く報告され、近年ではメンテナンスは必須のものという見方が主流になっています。

業者選びのポイントを分かりやすく解説

太陽光発電投資で利益を安定して上げられるかどうかは、設備の安定的稼働が必要不可欠です。 そのため、業者選びは物件場所を選ぶのと同じ、もしくはそれ以上に重要なこと。

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