【日本の国技】相撲の面白みってなんだろう?その魅力に迫る!

相撲は、日本の国技と言われるほど古くから親しまれている競技です。しかし、野球やサッカーなどと比べれば、若年層の人気度はあまり高くないイメージですよね。

ですが、実は相撲には、他の競技にはない面白みがたくさんあるんです。
今回は、そんな相撲に関する魅力についてまとめました!

Klonders46 さん

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相撲ってどんな競技?

日本の国技とも言われる「相撲」。
その起源は古代にまで遡り、古くから日本で親しまれている競技です。

相手より先に土俵の外に出たら負け、
土俵の内で相手より先に
足の裏以外のところが地面についたら負け、
というきわめてシンプルな格闘技です。

俵の上に乗っても土俵の外の砂につかねば負けとならない
前まわしが外れて落ちた場合負けとなる。
力士は基本的にまわし以外身につけられない。サポーター、足袋は認められる
十枚目以上の力士は大銀杏に結髪しないといけない

試合開始から勝敗の決定までは、次のような流れになります。

・塵手水(ちりちょうず)

大相撲の作法のひとつで、蹲踞(そんきょ、身体を丸くしてしゃがんだ状態)の姿勢で揉み手をしてから拍手を打ち、両手を広げた後、掌をかえすもの。

「塵を切る」「手水(ちょうず)を切る」とも言います。「私は武器を持っていません、素手で正々堂々と勝負します」という意味だそうです。

相撲における立ち合いの構え。競技者相互の手を合わせるために行なう。
その間に相手の気合い,出足などを見て,立ち上がりの好機をつかむなど,有利に立つ作戦を探る。
立ち合いの公平のため,土俵中央に仕切り線が2本あり,それより前へ手をつくことは禁じられている。

行司が土俵上の対戦力士に仕切り線の上に両手を付かせて、両方の力士が両手を付いたのを確認した上で、行司の「はっけよい、残った」で取り組みを開始する

立会いで競った結果、足の裏以外の部分が土俵の土についたり、体が土俵の外に出てしまったりした方が負けとなります。
これは分かる人が多いと思いますが、立会いの前の謎の行動にも一つ一つ意味があるんですね。

相撲の魅力とは

相撲をよく知らない人にとって、その面白みはあまり分からないですよね。
相撲の魅力って何なのでしょうか?相撲ファンに取ったアンケートでは、次のような回答が出てきました。

1位 「小さい力士が大きい力士を倒すこともある」 38.8%
2位 「勝敗が分かりやすい」 29.2%
3位 「勝負が早く決まる」 26.9%
4位 「横綱、大関などの番付が楽しめる」 19.3%
5位 「伝統行事としても楽しめる」 19.2%
6位 「力士が大きくて迫力がある」 15.1%
7位 「ちょんまげとまわしのスタイルが独特」 9.2%

他のスポーツは階級がありますが、相撲にはありません。
どうやっても敵わなそうな小さい力士が、センスとわざと俊敏さで大きい力士を倒す。
スカッとして、人間の可能性・あきらめない心・挑戦する心まで教えてもらえる。これが相撲の醍醐味。

曙の方が優勢だった対戦も、貴ノ花が横綱に登ったあたりで、実力が拮抗し、その後、貴ノ花が徐々に勝率を逆転していくわけですが、長く見るからこその楽しみが大相撲には強くあるのです。

「たとえば野球とかラグビーって、ルールを知らない女子からすれば、どっちが勝ってるのかがわかりづらかったりするので、正直観ていても退屈なんですよ。でも相撲は倒されるか土俵の外に出されたら負け……と勝敗が一目瞭然だから、初心者でも“入門”しやすいんですよね」(22歳:スー女歴2年/フリーター)

勝負の時間が決まっていたり、ポイント制の競技等とは違い、負けたらそこで終わり。一瞬の技で勝敗が決まる、その瞬間はとても刹那的で見るものを興奮させます。

そしてなんといっても、相撲は重量制限がないため、200kgを超える巨漢同士の激しいぶつかり合いや、明らかに相手より体の小さい力士が、技によって巨体の力士を投げ飛ばすさまなどは、熱い歓声を送らずにはいられないほどエキサイティングです。

他のスポーツと違ってルールがシンプルで分かりやすい、体の大きい力士が戦う様は迫力があるという意見が多かったですね。
特にスポーツに疎い女性達からは、支持されることが多いようです。

相撲がより面白くなる豆知識

相撲に関してある程度知識を身につけておくと、より相撲観戦が面白くなりますよ。
そこで、知っておきたい相撲の豆知識をご紹介します!

・相撲でよく使われている用語集

力士は、その強さに応じてランキングがつけられており、それを『番付』と呼びます。
番付は十段階になっていて、上から横綱、大関、関脇、小結、前頭、十両と続き、テレビで放送されるのはここまで。
さらに幕下、三段目、序二段、序ノ口と続きます。各番付には、ある程度の人数制限がありますが、もちろん多少の増減もありますよ。

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