会社の経営戦略は常に失敗するリスクを孕んでおり、それは様々な場面に共通しています。
設備投資、商品価格、新商品の開発、M&A、海外進出、事業承継など様々な経営戦略は会社の行く末を大きく左右するものであり、そこに伴うリスクも会社の経営に大きく影響するものなります。
会社経営のリスクって?使用者責任まとめ
どんな会社でも経営リスクというのは付きまとうものです。そして、適切なリスクマネジメントを行うためには、まずどのようなリスクがあるか知る必要があるでしょう。今回は、会社経営をする上でのリスクについて、種類や対策を紹介していきます。
経営不振や売上低下などによって経営状態が悪化することは、経営者の誰もが恐れるリスクだといえるでしょう。
財務的なリスクは大きな事業の失敗だけでなく、放漫経営や景気の変化などが原因になることも考えられます。
日々の資金繰りを見直し、融資の返済なども滞りなくできるようにしっかり管理することが重要です。
自然災害や製品事故など会社を取り巻くリスクはさまざまで、社会環境の変化とともに増えてきています。例えば、顧客情報漏洩などのサイバーリスク、いわゆる“ネット炎上”などによるレピュテーションリスク(風評リスク)、コンプライアンス違反などの不祥事リスク、セクハラ・パワハラ・マタハラといったハラスメントリスクなどがあります。
使用者責任とは、従業員が仕事上のミスで第三者に損害を与えてしまった場合、損害に対する直接的な加害者でない雇用主がその損害賠償責任を負う制度のことで、民法715条に規定されています。
ある運送会社の従業員(トラック運転手)が、会社のトラックを運転して荷物を運搬中、携帯電話で通話していたために赤信号を見落として歩行者と接触してケガをさせてしまったとします。この場合、従業員(運転手)が歩行者のケガ等について損害賠償責任を負うことには異論がありません。それに加えて、歩行者は会社のトラックにひかれたのですから、運送会社も損害賠償責任を負います。
ある事業のために他人を使用していること
被用者に不法行為責任が成立すること
その不法行為が「その事業の執行について」行われたものであること
使用者が,被用者の選任及びその事業の監督について相当の注意をしたとき又は相当の注意をしても損害が生ずべきであったときでないこと
東京海上日動「企業総合保険」は、損害に対する補償だけでなく、休業補償が手厚いことでも定評があります。
トラブルの発生時、営業再開まで長い日数を要することが見込まれる場合には、ぜひともこうした補償が含まれた法人向け損害保険を選びたいものです。
火災による損害のみの補償を希望する方には、セコム損保が提供している普通火災保険がぴったりです。
あらゆる災害による損害をカバーする法人保険が増えたことにより、火災のみを補償対象とした損害保険が少なくなってしまったことが法人向け保険の難点に挙げられるのですが、この保険でしたらそのお悩みを解決できますね。
業種ごとに起こりうるさまざまなリスクを包括的にカバーする保険です。製造・販売・サービス業用の保険、建設業用の保険、海外輸出用の保険と3つのプランが用意されているので事業内容に応じて選択することができます。
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