太陽光発電システムを導入し、売電することで収入を得た場合、これは雑所得となります。20万円を越えた場合は確定申告をする必要がありますが、設備費用は経費としてみる事ができるので、得た収入から経費を差し引いた分が対象となります。
太陽光発電投資は今後も安定する?他の投資による利回りは?
太陽光発電投資は他の投資と比べると、比較的安定しています。
しかし今後はどうなっていくのか不安部分もあるようです。
今回は太陽光発電投資以外の投資の利回りもまとめてみました。
固定価格買取制度の設備認定を受けている10kw以上の太陽光発電設備と、1万kw以上の風力発電設備を所有する、青色申告書を提出する個人及び法人を対象としています。これらの設備を1年以内に事業用として活用した場合に適用されます。普通償却だけでなく取得価額の30%相当の特別償却、平成27年3月末までに取得した太陽光発電設備分までは即時償却適用、中小企業限定で取得価額の7%相当額の税額控除の3つの税制優遇措置から選ぶ事ができます。
グリーン投資減税による100%即時償却といった税制優遇措置が終了し、節税するのも難しくなってきたように思えますが、生産性向上設備投資促進税制による50%即時償却があります。税制を適用させるとかなりの節税になりますので、利用してみるのが賢い太陽光発電システムの運用方法といえます。今後、法人実効税率が下がっていくことからも、50%即時償却をおこなうことで最終的には得するものとなります。
銀行にお金を預けておき、利息によって利益を得ることは、一般的な資産運用の方法です。
銀行金利は銀行や、預けておく年数、預金額によっても異なりますが、基本的に大きな金額を長期間預けておくほど、利息は高くなるので、収益も増えるといえるでしょう。
不動産投資では基本的に、物件に対するニーズが利回りに直結します。例えば、新築マンションを購入しても、入居希望者が現れず家賃設定を下げてしまえば、投資費用の回収には長い時間がかかってしまうでしょう。一方、そこで暮らしたいと考える人の多い土地であれば、築年数が古くても入居希望者が現れる可能性は高くなり、家賃も一定の額を見込めます。
全国的に有名で比較的安定しているものがあれば、ベンチャー企業など株価が大きく変動する可能性があるものもあり、どの銘柄を買えば良いのか自分なりに考えながら投資することが欠かせません。株式投資の利回りは、投資額や銘柄によってまちまちですが、平均的には年間ベースで5~6%程度ともいわれています。しかし、ここで重要な点は、投資家全員が年に5~6%もの利益を得られているとは限らないということです。
「利回り」とは、投資金額に対してリターンした収益の割合です。 太陽光投資における利回りは、太陽光発電システムなどの費用に対してどれほどの利益(売電収入?費用)が得られるかを見極める指標となります。
太陽光発電の物件に記載されている「想定表面利回り」とは、大まかな収益指標です。これは以下の計算式で計算されています。
「想定表面利回り=年間売電収入÷初期投資費用×100」
ところが実は、初期投資費用に含まれている項目には統一された基準がないために比較が難しくなっています。
「実質利回り=(年間売電収入?年間支出)÷初期費用×100」
ここで見落としてはいけないことは、「初期費用(イニシャルコスト)」と「年間支出(ランニングコスト)」の中身を全て把握しているかです。
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