産業医紹介サービスを探している方に知ってもらいたい情報リスト

企業には産業医が必要な時代です。精神的に病んでしまい退職休職する人が増えることが社会的な問題にもなっていますよね。しかし退職や休職は産業医の力で止めることも可能です。そんな現代社会に必要不可欠な産業医とはどのような人なのでしょうか。

FC2USER997431YDE さん

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産業医ってなに?

働き方改革が近年話題となっていますが、それに伴い産業医の活躍が目立つようになりました。そこで産業医とはどのようなことをするのか見ていきましょう。

産業医とは、事業場において労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう、専門的立場から指導・助言を行う医師を云います。
産業医学の実践者として産業保健の理念や労働衛生に関する専門的知識に精通し労働者の健康障害を予防するのみならず、心身の健康を保持増進することを目指した活動を遂行する任務があります。

産業医が主に行う業務
1. 健康管理
・定期健診フォロー
・健診結果に基づく要フォロー者の抽出
・面談実施と紹介状発行
・就業措置のための意見書作成
・長時間労働者フォロー
・長時間労働者への面接指導
・就業措置のための意見書作成
・メンタルヘルス関連
・高リスク者に対する面談実施
・休職者に対する復職面談の実施とフォロー

産業医が主に行う業務
2. 安全衛生管理
職場巡視
安全衛生委員会への参加

産業医が主に行う業務
3. 衛生教育
健康セミナー(健診の必要性、熱中症予防、インフルエンザなど)

産業医紹介サービスを選ぶときの判断基準とは

会社には産業医が必要不可欠なのですが、どのようなことに注意して選べば良いのかわからないですよね?
ここでは選ぶときの注意点判断基準を紹介します。

サービス会社により、所属・提携している産業医の人数は様々。ただ、あまりにも医師数が少ないサービスはおすすめできません。産業医の所属数が少ないと、選択肢がないため自社にマッチしない産業医が紹介されてしまうリスクが伴います。

メンタルヘルス対策(休職・復職対応)や働き方の変化など、企業ごとの労務リスクにマッチングしているかが大切。業種への理解がない医師を採用してしまうと、人事労務担当の責任問題に発展しかねません。

会社の規模(従業員数)により報酬体系が変化します。嘱託産業医における相場は、150名までで6~7万円、300名にまでで8~9万円、500名までで10~11万円となっています。1,000名以下であれば、月1~2回勤務の嘱託産業医と契約することが可能です

臨床医は患者さんを治すことが使命ですが、産業医は病気の診断をしたり、治療をしたりするのではなく、いわばチームドクター。中立な立場で、企業と社員、双方にとって最善の策を出し、企業というチームを勝利に導くということがミッションなのです。企業は働く場であるという前提のうえで、医学的見地から働けるか否かを判断しなければなりません。そうしたチームドクターとしてのマインドを持った産業医を選ぶ必要があります。

ここで産業医選定のキーとなるのは「ヒューマンスキル」ですね。正義感が強いばかりに「夜勤は健康に悪いので来月から健診有所見者は全員夜勤から外すべきだ」と経営者に極端な意見をしたり、企業の状況を理解することもなしに「自分は変形性膝関節症の専門なので、何よりもまずは膝の対策を強化していきましょう」と若干ズレた施策を提案したり、オイオイさすがにちょっと待ってくれよという悩める人事担当者の話もよく聞きます。

実績豊富な産業医を紹介してくれるサービス会社まとめ

経験豊富で実績もある産業医を紹介してくれるサービスがあります。実績のある会社だけまとめてみました。

アヴェニール(Avenir)産業医
メンタルヘルス疾患に対応できるよう弊社では「組織力の向上」という観点から産業医を選んでいます。単なる臨床による診断と違い、組織全体を俯瞰的にみる能力、また対応が必要な社員個々の背景を読み取る力に長けた産業医ばかりです。

弊社独自システムにより社員のメンタル疾患リスクを洗い出すことが可能です。どういった社員がメンタル疾患リスクが高くなるのか、未然に休職リスクを防ぐにはどうすればよいのかを企業別に診断。いまの現状分析、将来的な改善ポイントはどういった部分なのかを過去のデータからロジカルに分析いたします。

ドクタートラスト
弊社では、企業様のニーズや社風をよく理解したうえで、数多くご登録頂いている産業医の中から、その要望に応えられる先生をピックアップし、候補の先生方との「面接採用システム」を導入するなど、「産業医のミスマッチ」が生じないご紹介を提供させて頂いております。
また、産業医の導入後も弊社の保健師が継続してサポートをさせて頂きます。 産業医のご紹介だけでは終わらない多くのサポート体制がご好評頂いており、おかげさまで企業満足度は97%を頂いています。

口コミ
社内で使用している記録物のあり方について提言いただき改善に着手した。健診後の事後措置についての考え方を我々に指導いただき考え方を改めた。安全配慮に対して保健師がどこまで係わってよいのかの基本について教えていただいた。安全衛生委員会における産業医の立場について明確にできた。

口コミ
長時間労働対象社員へのフォローが可能になった。安全講和のおかげで、社員の意識が高まった。
よい産業医を紹介していただき、ありがとうございます。

Carely産業医(iCARE)
Carely産業医は、従来の産業医スキルではカバーしきれなくなってきたIT企業専門の産業医紹介です。
メンタル不調に代表されるIT企業特有の健康問題を人事労務と共に解決できる、事業成長に欠かせない医師をご紹介します。

長時間の労働がメンタルヘルスに影響を及ぼすことは広く知られるようになりました。そして、IT業界はメンタルヘルスを原因とする休職あるいは退職がもっとも多い業界でもあります。
厚生労働省が発表している「毎月勤労統計調査」(平成27年)によると、IT企業を含む情報通信業の年間労働時間は平均よりも200時間以上も長いことがわかります。(情報通信業:1,955時間、全産業:1,732時間) 個人のスキルや経験に依存しがちな仕事が多く、時間外労働の多さはエンジニアやデザイナーのメンタル不調を招きやすくなります。 また働き方改革によってリモートワークや在宅勤務など、従来の産業医の知識やノウハウではカバーしきれなくなってきました。
そこでIT業界特有の事情をふまえたノウハウを身に付けた産業医が今、必要とされているのです。

口コミ
私はこれまで3社で人事を経験してきましたが、企業に寄り添って一緒に問題を考えてくれる産業医はとても少ないです。 しかしながら、企業にとってはメンタルヘルスケア・フィジカルケアを産業医と連携して行うことは、企業を円滑な経営していくには不可欠です。単に産業医を設置するだけでなく、優秀な産業医と一緒に健康管理戦略を立て、実行に移していくことがこれからの企業には必要だと考えます。

業種別に必要な産業医は違ってくる?

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