家電製品などは10年ひと昔といわれますが、これは住宅設備に関しても同じことがいえます。キッチンの食器洗浄機やオーブン、オール電化システム、セキュリティーシステムなどは日々進化しています。
新築マンションの場合、その時代の最新式のものが使用されることが多いので、最新の設備を標準で装備しているというメリットがあります。
マンション・戸建て・コーポラティブハウスを比較してみた!
今回はマンション・戸建て・コーポラティブハウスを比較してみました。
将来的に自宅を買おうと考えている人たちはそれぞれの比較をしてから決めてみてはいかがでしょうか。
新築マンションの場合は、純粋な市場価値だけが価格に反映されているわけではありません。売り出し価格のなかには販売会社や建設会社の利益も含まれているので、当然市場価値よりも2割程度高く設定されているのが一般的です。
そのため、新築マンションを購入後、すぐに売りに出したとしても購入時の8割程度の価格でしか売却できないことを理解しておきましょう。
新築一戸建てのメリットは、何といっても設備が新しいことが一番にあげられます。断熱や防音などの設備や水回りなどは日々進化していますが、最新の設備を入れ込むことができます。そのため、耐久性にも優れている他、住宅の維持費用も安いというメリットがあります。
一方デメリットとしては、中古一戸建てに比べて価格が高いという点があげられます。国土交通省の「平成28年度住宅市場動向調査」によると、分譲戸建住宅の購入資金は平均で 3,810 万円なのに対し、中古戸建住宅の購入資金は平均で 2,693 万円となっています。中古と比べて平均1,000万円以上の費用がかかることが分かります。
立地・間取りのどちらも重視したい方にピッタリなのがコーポラティブハウス。入居希望者がお金を出し合うため、手が届かなかった土地でも比較的リーズナブルにマイホームが手に入ります。間取りやデザインを自由に設計できるので、ライフスタイルや将来の家族設計に合った住まいを選びたい方にオススメです。
完成して入居するまでに時間がかかるのがデメリット。希望者による組合の立ち上げ・参加から設計、施工・住居の引き渡しまでが1つの流れとなっています。この流れを終えるには平均20カ月ほどの期間を必要とします。が、分譲マンションのように契約から入居までの間をただ「待つ」のではなく、設計の話し合いや工事現場に出向いたりと家づくりのプロセスを「楽しむ」ことができる、と表現することもできます。
自分が本当に買いたい物件に出合えたら、いよいよ申し込みを行う。購入申し込みとは、「この家を買いたい!」という意思表示と、交渉スタートのための手続き。新築マンションなどは「申込証拠金」として、2万円~10万円程度のお金が必要になることも多い。
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