乾燥の季節到来!火事が起こりやすいポイントを紹介

夏が終わりもう秋ですが、後少ししたら冬の季節になります。
冬に気をつけたいことと言えば火事です。
冬は火事のニュースをよく見ると思います。
そこで冬に備えて、未然に火事を防ぐポイントを紹介します。

Linkert58 さん

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1. 冬は1年間で最も火事が起こりやすい

以下のグラフは2013年の月別火災件数です。

秋から冬に掛けては、空気が非常に乾燥し、火災が発生しやすく、また強い季節風のため、火災が燃え広がる危険性が高い季節です。

気温も下がり、暖房器具等を使う機会も多くなることから、ちょっとした不注意による火災が毎年数多く発生しています。

1月~3月、11月~12月は空気が乾燥しており、火事が起こりやすい季節です。
また火が燃え広がりやすく大規模火災になりやすいのも、冬の火事の特徴です。

これからの季節、火事防止・対策はしっかりしておきましょう。

2. 冬の火事防止はここに注意!

冬の火事で気をつけるポイントを纏めてみたので、参考にしてみてください。

①電化製品は正しく使いましょう

コンセントなどのホコリがたまっていると発火する恐れがありますので、こまめに綺麗にしておきましょう。特に、テレビやパソコンの裏側にあるコンセントです。

この場所は掃除がしにくく、知らず知らずにホコリも溜まってしまいやすい場所です。そのホコリがプラグの上に溜まると空気中の水分を吸収し、両刃間に微電流が流れます。

テーブルタップの利用で注意したいのが、テーブルタップが使用可能な消費電力です。

最大消費電力を超えた電気機器を接続して使用すると、テーブルタップに負荷がかかり、発火するおそれがあるんですね。

なので、ぜひテーブルタップの消費電力をチェックしてみて下さい

たこ足配線などにより、定格容量を超えて一度に多くの電気機器を使用し続けると、過電流が流れ、発熱して出火する恐れがあります。

また、コンセントへの差込数が少なくても、定格容量を超えると危険です。

コンセントやフラグのホコリはまめに掃除する、テーブルタップの許容量を超える家電は繋がない、この2つはとても大切です。

またコンセントのコードが長い時、重ねたり曲げたりする人は多いと思いますが、熱がたまりショートする原因になるのでやめたほうがいいでしょう。

②暖房家電の取扱には気をつけよう

布団などが接触し火災になる事例が多く発生しています!
特に就寝中の出火は発見が遅れやすいため,非常に危険です。

・寝る前には必ずスイッチを切りましょう。

まず電気(石油)ストーブの出火原因は、ストーブにモノを近づけてしまい出火する事故や、長時間の使用によりストーブ自体が過熱してしまいオーバーヒートしてしまった火災事故などがあります。

とくに石油ストーブの場合は、使用方法を間違えるとすぐに石油に引火してしまうのでとても危険ですよね。

一番多い火災原因として、洗濯物から火災が起きるケースです。

主婦によくありがちなのが、洗濯物を早く乾かそうとしてこたつの中に入れてしまうこと。

ところが、その洗濯物がこたつのヒーター部分に接触していると火事になります。

暖房器具が原因の火事は毎年多く発生しています。

電源の消し忘れや服や、服や紙などの燃えやすい物に火が引火したなど原因は様々です。

寝るときや出かける際は電源を消す、近くに燃えやすい物は置かないなど簡単なことで防ぐことができるので、しっかりやりましょう。

③家の周りに燃えやすい物は置かない

嘆かわしいことに放火による出火の火事が多いのも現実です。

火のないところから出火して深夜などの人気のない時間が多いので、初期消火が遅れて、大きな火事や火災などの大惨事になることもあります。

とても許せない行為です。

建物の周りはいつも整理整頓し、燃えやすいものは置かないようにしましょう

物置や車庫などは、外部から簡単に入られないようにカギをかけましょう

家の周りは、外灯などをつけ明るくしましょう

ゴミは決められた日の朝に出しましょう

車のボディカバーは防炎製品を使用しましょう

不審者を見かけたら、隣近所で声を掛け合うなど、地域で放火対策に取り組みましょう

放火の対策として、1つは燃えやすい物を置かない、2つめは死角を減らすことです。

カメラやセンサーを設置して、家の周りを「見張っている」アピールすれば、放火犯も放火をしにくくなります。

④断熱材は耐火性・防火性に優れたものを

断熱の要となる断熱材にも防火性・耐火性が備わっている必要があります。

東京都多摩市で5人が死亡したビル建設現場火災で、鉄骨の切断作業をしていた地下3階の床に隙間があったことが27日、捜査関係者への取材で分かった。

警視庁捜査1課は、床の隙間から火花が落ち、階下の天井部分にある断熱材のウレタンに引火した可能性があるとみて、業務上過失致死傷の疑いを視野に捜査している。

ウレタンは断熱材としてよく使われていますが。しかし、火が引火しやすく過去には犠牲者が出たこともあります。

断熱材を入れている家は一度、防火性・耐火性があるかどうか確認してみてください。

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