最安だと頭金0円からはじめられ、毎月3-10万前後の安定した家賃収入を得られるのがワンルームマンション投資のメリット。デメリットは、一般的な投資よりも手取りが少ないことです。
1棟買いとは異なり、「ワンルームマンション投資」は自己資金200~300万円程度で始められるため、不動産投資初心者に向いています。安定的な家賃収入を、節税対策や将来に備えた年金・私設保険の代わりとして活用する方法も。
また慣れてきた頃に複数のエリアの物件を購入することで、リスクを分散しながら家賃収入を増やすことも可能です。
不動産投資を行なう際、ローンの利子や物件の管理費、築年数が長くなったために下がった建物の価値などの赤字分を給与所得と相殺することで、所得税や税金を抑えることができます。
【例】
給与所得…450万円
マンション投資のマイナス…150万円
450万円-150万円=300万円
本来の所得である450万円にかかる税率は20%です。マンション投資を行なうことで必要となる費用を差し引いた300万円で税率を計算すると10%になるため、その分所得税が低くなります。
施工や建築後の管理を信頼できる会社が行なっている丈夫な優良住宅は建物の耐久性が高く、長期にわたって安定的な家賃収入を期待できます。
【例】
30歳で新築マンションを全額ローンで購入し、65歳で完済した時点での建物の寿命は25年。老後の長期的な安定収入が見込めるため、私設年金として利用しているサラリーマンも多くいます。
・空室による家賃収入ゼロの可能性
・付近の競合物件に影響される家賃の値下げや老朽化によるリフォーム等でのマイナス経営
・売却したくても資産価値が下がってしまう可能性
空室だと収入がゼロになってしまい、それでも毎月の管理費等は支払わなければならない。また売却したくても購入価格より価値が下落してしまうリスクがあるということだ。
ワンルームマンション投資のリスク
最も流通性が高く手頃な価格で購入できる物件が多いのがワンルームマンションだ。それがリスクになることもある。似たような競合物件が多いので空室率が高めになる恐れがある。
ファミリーマンション投資のリスク
規模が大きくなるため価格もやや高めになる。ある程度の自己資金も必要になるうえ、不動産投資向けのローンも通りにくくなる。またワンルームマンションに比べるターゲット層の数も少なくなるため空室になると客付けが難しいことは否定できない。そして家族タイプのマンションではワンルームマンションよりも「管理規定」が細かい。住居専用としての用途制限や共有部分の規定についても自由がききにくくリフォームなどにも制限がかかりやすい。
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