体外受精を受けながら仕事を続けるときに気をつけて欲しいこと

体外受精を受けながら仕事をするときに注意しておきたいことをまとめてみました。ぜひ目を通してみてください。

FC2USER095358NZG さん

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体外受精を行いながら仕事を続けるときには…

体外受精は自分たちが思っているより体に負担が掛かるものなので
体外受精中はゆっくりと過ごして欲しいのが本当のところ。

しかし、理由があって体外受精中も仕事をしなけばいけない人も
このなかにはいらっしゃると思います。

そこで、このページでは体外受精を行いがら仕事を続ける場合に
気をつけて欲しいポイントをまとめてみました。

ぜひ、目を通してみてください。

体のサイクルに合わせて休息をとる

体外受精の排卵誘発法には初期胚移植、胚盤胞移植などいろいろあります。どの採卵方法も体の排卵日に合わせて行うため、採卵日と胚移植には医師の診察と施術が必要です。採卵や胚移植の日にちについては、治療計画に基づいて体のサイクルに合わせて設定されます。仕事をしている女性にとって、治療計画が必ずしも都合の良い日に設定できるとは限りません。多くのケースでは、通院のためにお休みを取っている方がほとんどのようです。

注射を使って採卵する治療法の場合、低刺激法といった注射回数が少ない治療法であれば注射日に休みを取ればOKです。ただし、ロング法やショート法といった刺激法の場合、連続して注射を行わなければなりません。そのぶん、通院回数が増えるため、休みを取る期間も長くなる可能性があると頭に入れておきましょう。どうしても通院の都合がつかないという場合は、自分で注射を打つことができます。この場合、医師からきちんと指導を受ける必要があります。

周りに理解してもらえるようにまずは上長と相談してみるのも
1つの方法だと言えるでしょう。

喫煙や飲酒を控える

生活習慣、ストレスへの対策、血行の促進など様々なものがありますが、特に控えなければならないことは飲酒と喫煙でしょう。

飲酒と喫煙は、妊娠に対して多くのデメリットを与えることが多くの研究で明らかになっています。

まず、喫煙は女性の卵巣機能を低下させ、子どもを作るための様々な器官を弱らせてしまうとされています。

病院やクリニックによっては子どもへの影響を考えて
飲酒・禁煙ができるまで治療をスタートさせないというとこともあるらしいです。

それほど、母体へも子どもへも影響があるので、体外受精を始める
もしくは始められている方はすぐにでも禁酒・禁煙を意識しておいた方がいいでしょう。

採卵後はゆっくりと休む

採卵日は昼ごろ帰宅していただいておりますが、静脈麻酔後ですので、ご自分で運転して帰宅するのは控えてもらっています。

午後からの仕事は麻酔に強い人なら可能ですが、通常みなさんは休まれています。

体外受精は自分が思っているより体に負担が掛かるものなので
無理をせずにお休みを貰うようにしましょう。

食生活を改める

体外受精の胚移植後に限らず、不妊治療中は生活習慣に気を付けることが大切です。

また、卵巣への血流障害を避けるためにも喫煙は避けた方が良いでしょう。

ほかにもアルコール、カフェインの過剰摂取に注意し、バランスのよい食事を心がけましょう。

ネットで調べるのもありですがかかりつけ医に相談してみるのも
いいでしょう。

たくさん笑う

2011年に発表されたイスラエルの学者の研究結果によると、体外受精を受けている女性たちを2つのグループに分けたところ、メディカルクラウン(病院を訪問するピエロ)がマジックなどの芸を披露したグループは、メディカルクラウンが関わらなかったグループに比べて、有意に妊娠率が高かった、ということがわかりました(※7)。

こういった研究発表がありますが、まだまだ事例は少ない状況ではあるので
今後の結果が気になるところではあります。

しかし、笑うことはストレス軽減につながるので、少なからず体にも
気持ち的にも良い影響をもたらしますため、積極的に笑うことをおすすめします。

お腹に負担をかけない

仕事は続けていただいて構いません。ただし腹部に強く力を込めたり、過度な疲労を伴う仕や、重い物を持ち運ぶ仕事、長時間の立ち仕事,長時間の移動をする仕事などは避けてください。(毎時間5-10分の休憩をお取りください)

家庭の事情があり仕事をしなければいけない人もいると思います。

なかでも「お腹に負担が掛からないか」を考えて仕事を選ぶ必要がりますので
仕事をするにしても慎重に選ぶようにしましょう。

エックス線検査は避ける

治療周期中は、マンモグラフィーやバリウムなど複数枚撮影するものは、子宮内膜の発育に影響する可能性がありますので、できるだけ避けてください。

胸部単純エックス線検査は受けていただいてもかまいません。

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