放置は危険!!ねずみがもたらす被害事例

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ネズミが引き起こす人間への健康被害

ネズミは不衛生の塊のような生き物で様々なウイルスや病源菌を持っています。
噛まれたりすれば感染する可能性もあるので、ネズミを発見した際は早急に駆除などの対応をおすすめします。
ここでは実際にあったネズミよる被害を紹介していきます。

噛みつき被害

ネズミは寝たきりの老人や小さな赤ちゃんに噛みついて肉をかじることがあります。ネズミに噛まれた傷は裂傷になるため、場合によっては縫うことができず、大きな傷跡が残ることも。

アメリカでは、生後数か月の赤ちゃんがネズミに全身を噛まれて死亡する事件が実際に起きています。南アフリカでは両親の隣で眠っていた赤ちゃんが顔を食べられてしまう事例も発生。世界中で毎年深刻な被害が報告されています。

日本でも十分に起こる可能性があるので、ネズミ駆除は徹底的に行ないましょう。

ねずみにかじられると怪我以外にも危険があります。特に怖いのが、細菌やウイルスです。ねずみの持つ菌が傷口から入ることで、肺炎・肝炎、胃潰瘍を発症することもあります。

日本では寝たきりの老人をねずみが噛むことで感染してしまった事例があり、アメリカではペットショップのネズミに噛まれただけで病原菌に感染して死亡したケースもあります。

漏電火災の被害

配電盤・屋根裏に入り込んだねずみが起こすのは停電やケーブルの断線だけではありません。火災の原因になる可能性も秘めています。

ねずみにかじられたケーブルからは、表面を包んでいる絶縁体が削れて、剥げ落ちてしまいます。むき出しになった電線からは漏電が起こります。結果、ショートによる火花が起きて、まわりへと燃え広がる漏電火災が発生します。

またケーブル自体のショートだけでなく、それをかじっている間に感電死した、ねずみの死がいが火元となるケースもみられます。これらはけっして珍しいことではありません。
東京消防庁では毎年20件前後の火災がねずみによるものであると発表しています。更に2010年5月には長野県で立て続けに2件、ねずみが原因とみられる漏電火災が起こっています(いずれも全焼)。

電線や回線などのケーブルの断線が少しでも発覚したらネズミの侵入を疑い、速やかに駆除業者に依頼した方が無難です。気付かないうちに漏電していたり、火災が発生しては取り返しがつきませんので、日頃からケーブルの類はこまめにチェックするようにしましょう。

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